東京都板橋区K邸

設計監理:イオンアーキテクツ

建築家との家づくりは敷居が高く、普通の会社員では建築家に依頼するなんて無理だと思っていたというKさん。それでも自分達の要望が少しでも盛り込まれた家を建てたいと、依頼先を検討している時にザ・ハウスを知り、ご来店されたのが2008年4月。

建築家・イオンアーキテクツがKさんとお会いした時には、まだ土地を探していた段階。都内に建てるなら狭小地での計画になることも考慮してのご面談になりました。実際にご購入された土地は20坪。制限ある敷地での計画には、建築家のあらゆる知恵と工夫が必要でした。

数字以上の広がりを日々実感しているというKさん。Kさんの言う「帰ってきたくなる家」とはどんな家なのでしょうか。お話を伺いました。
家を建てようと思った経緯は?

最初は建売住宅を見て回りました。見れば見るほど自分達の理想とは離れていること、何より自分達がそこで生活するイメージを持つことが全くできませんでした。

そこで建築家と家を建てられるかどうかはともかくとして、やはり自分達の要望を伝えながら家を建てたいと思い、まずは土地探しからスタートしました。そして土地探しと同時進行で、無料ということもあり、まずは軽い気持ちでザ・ハウスを訪ねました。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

興味はあったのですが、建築家と家を建てられるのはお金を持っている富裕層、あるいは都心から離れたところに土地を購入して建物にお金がかけられる人だと思っていました。 私は貯金も少ない普通の会社員。住む場所は23区内が希望だったので、最初は完全に諦めていました。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計 建築家・イオンアーキテクツさんにはどんなご希望を伝えたのですか?

家族が幸せを感じられる家、デザインと機能のバランスが良く住みやすい家、狭い敷地なので広く感じられる工夫などの他に、収納を多く取りたい、なども伝えました。
実際に生活していかがでしょうか?

予算の制約があったとは言え、やはり自分達がこだわりたいところは妥協しないでよかったと感じています。

例えば、ユニットバスではなく在来で作ってもらうことにこだわった浴室は、毎回入るたびに幸せを感じますし、無垢材にこだわったリビングは足ざわりの気持ち良さを感じながら暮らせています。
何より20坪という小さい敷地の中で数字以上に広く感じる、そしていろんなアイデアを入れてもらった濃密で素敵な要素がたくさん入ってる家だなーと感じています。想像をはるかに超える居心地の良さなので、すんなり生活が始められています。「帰ってきたくなる家。」そんな感じです!




ザ・ハウスを利用しての感想は?

建築家と家を建てるのに興味はあっても、なかなか建築家の方に直接連絡するのは気が引けます。私たちの場合は予算を言ったら門前払いされるのでは、など色々心配もありました。 ザ・ハウスはその心配もなく、建築家紹介以外の家づくりに関する一般的な疑問にも答えて頂けたので、家を建てるということの相談レベルでも、我々にとっては有難いと感じました。

また、本によく載っているような建築家の方はわかっても、それ以外の建築家を知る機会がありませんし、そもそも何を基準に、どうやって建築家を選べば良いのかもわからなかったので、建築家との面談(お見合いセッティング)はとても有難かったです。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計
作風だけでなく、予算や考え方なども考慮して建築家の方を紹介して下さるというのがいい点だと感じました。実際、我々は、イオンアーキテクツを存じ上げませんでしたので、ザ・ハウス無しではイオンアーキテクツには出会えなかったことを考えると、非常によい出会いを頂いたと感じています。



これから建築家と家を建てる方に一言

普通のサラリーマンでも建築家と家は建てられます。少しでも建築家と建てる家に興味があるなら、まずは建築家の方に会ってみた方がいいと思います。

マンションや建売を購入するのはその後でもできるので。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計 そして建築家と家を建てることになったら、大切なのは要望はなんでも伝えることだと私は実感しています。無茶だと思うことでも諦めずに何でも言ってみてください。絶対に何とか出来ないかと考えてもらえます。逆に建築家の方も人間なので、私たちが伝えないと本当に私たちが望んでいること、こだわりたいところはわかりません。「伝えること」。これが一番大事だと感じました。

とにかく家をつくるなんて一生に一度の大イベント!楽しんで下さい。私は家づくりができたこの1年間、最高に楽しかったです。
イオンアーキテクツ 建築家・イオンアーキテクツさんのインタビュー
はじめにKさんとお話して、どんなことをお感じになりましたか?

まだ土地が決まっていない段階での面談でした。
希望の場所が板橋区や練馬区ということで、都心にこだわりをお持ちのようで、土地と建物のお金のバランスを考えると土地が狭小地になることは避けられないかなと感じておりました。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計
具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

土地が19.9坪。建蔽率60%、容積率が160%という条件の中、3階建ても可能な土地でしたが、予算を考慮して2階建ての計画となりました。1階と2階あわせて23.9坪と限られた面積での設計となり、平面的には余裕の無い条件でした。でもその代わりに高さ方向には余裕がありましたので、微妙なスキップフロアを構成し、そこから生まれる段差によって上下階がつながり、吹き抜けを持たなくても、どこにいても家族の気配が感じられる家をつくることができました。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計 Kさんとのお打合せはいかがでしたか?

Kさんご自身が、毎回の打ち合わせを大変楽しんでいらっしゃったことが印象に残っています。
都心に住む意味、車を使わないライフスタイルなど、しっかりとした住まいに対する考えをお持ちでしたので、狭小地での難しい設計でしたが、打ち合わせは非常にスムーズに進みました。
これから建築家と家を建てる方に一言

都心に住むことの意味をしっかりと判っていれば、20坪に満たない土地でも十分に家族4人が暮らすことのできる豊かな空間ができるのだと、今回再認識できました。
東京都板橋区K邸/イオンアーキテクツ設計
所在地:東京都板橋区
設 計:(有)イオンアーキテクツ設計事務所
施 工:(株)寺本建設
竣 工:2009年4月
敷地面積:65.85平米(19.9坪)
延床面積:79.01平米(23.9坪)
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