ザ・ハウスで叶えた夢の家

家族が元気に過ごせる家

埼玉県深谷市T邸  設計監理:長谷川順持

リジナルな家づくりをするためには、建築の技術や知識はもちろんのこと、生活設計のプロデューサーたり得る建築家に依頼したいとお考えだったTさんは、ご結婚を機にいよいよ家づくりを決意され、建築家との良い出会いを求めて2004年12月にザ・ハウスへといらっしゃいました。

そんなTさんが、建築家・長谷川順持さんとスタートされた家づくりは「個性的に住み続ける」というゴール地点まで、どのようにして進んで行ったのでしょうか。

長谷川順持さんの得意とする「どまだんシステム」のお話も交えて、じっくりとお話を伺ってみました。

家を建てようと思った経緯は?

結婚したときに、これから増える家族のことを考えると、手狭なアパートで暮らし続けるのではなく、自分の家を建てたいと自然な感覚で思えたので、家づくりを始めることを決心しました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

家を建てるときは是非、自分達のイメージをしっかりと実現してもらえるような、個性的な家づくりをしたいと思っていたので、もし良い出会いがあれば建築家の方にお願いしたいということは、かねてから考えていました。

建築家・長谷川順持さんにはどんなご希望を伝えたのですか?

まず、土地の広さを最大限に生かして、のびのびと子育てが出来るような開放感のある家。また、家族の空気が感じられるような家という事を希望しました。

それから、冬でも家全体が自然な暖かさ、風通し、日当たりの良さ、夏の暑さ対策など、居心地の良さについても要望を伝えましたが、妻が冷暖房があまり好きではないので、「どまだんシステム」の話にはとても感動しました。

さらに、リビングからの風景まで、とにかく色々とお願いをしました。

実際に生活していかがでしょうか?

私たちがイメージしていた、個性的でオリジナル感のある間取りが出来上がり、とても快適に生活させて頂いています。
吹き抜けのある広いリビングを子供たちが元気に走りまわり、どこに居ても家族の声が聞こえる生活に、家族全員が満足し明るく元気に生活しています。

冷暖房に頼らず、子供たちを一年中「自然」な温度の中で育てられる「どまだんシステム」ですが、実際に生活してみると、断熱性の優れた良い造りなので夏は涼しく、冬は暖かい上、家中がほぼ同じ気温な為、本当にほとんど冷暖房を使用しなくてもいい生活にビックリしています。

また、風通しが良く天気のいい日には窓を開放し心地よい一日を楽しんでいます。

長谷川さんからは、まめにご連絡を頂き住み始めてからの細かいご相談にも乗って頂いています。現在は節電を意識して太陽光発電パネル設置のアドバイスを頂いています。 こちらの要望に対して親身に相談に乗ってくださるので、とても安心出来ています。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

私たちにとって建築家は「家づくり」と同時に「生活設計」のプロデューサーと思っていました。

しかし、雑誌だけでは住宅のイメージは湧いても、最終ゴールの「住み続ける」という本質やそこまでの過程がなかなか分かりません。

ザ・ハウスで建築家をご紹介頂き、色々と話をさせてもらうチャンスを頂戴し、建築家との距離を近くして頂いた結果、「オリジナル」「個性的」「希望に沿ったプラン」での家づくりを叶えることが出来て、とても嬉しく思っています。

これから建築家と家を建てる方に一言

遠慮なく希望を伝え、本当に満足のいく家を建てて頂きたいです。
やはり、一生に一度のセレモニーですから・・・! 家を建てるまでの数ヶ月の計画と思いがちですが、家は一生住むものですから住み始めてからの色々なシチュエーションに対応出来るようにたくさんイメージを膨らませてほしいと思います。

ですが・・・私はあの設計図を見ている時が一番ワクワク感があり今でも忘れられない貴重な時間です。

建築家・長谷川順持さんのインタビュー

はじめにTさんとお話しして、
どんなことをお感じになりましたか?

ご夫妻は呉服屋家業を継ぐ若いご夫婦。
普段は和服を着てお客様をおもてなししているのですが、平服時のご主人は家族思いの明るく快活な敏腕ビジネスマンの面持ち。奥様は働く女性ながら気負い無く、ものごし柔らかな方でした。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

なにしろ大きな敷地で、Tさんもどこに、どのように配置するのが将来的にも最適なのかと困惑していらっしゃる様子でした。

傍らには、完成して日が浅いご両親のお住まいもありました。その住居とのつながりと相互のプライバシーをいかに保つのかが、大きなテーマです。
いくつかの配置計画を提案しましたが、その中で最も大胆な、建物を太陽に向ける、敷地に対しては大きく斜めに設置する案が選ばれました。

大きな空間でも温度差のない住宅を目指すべく、工法的には断熱性に富んだ「どまだんシステム」を使う強い希望が出されました。

Tさんとのお打ち合わせはいかがでしたか?

ひとつながりに大きく広がる空間に、大胆な屋根で覆った、まさに大きな平屋のような2階建て。お客様の想像を遥かに超えた大きさだったようです。 こんなに大きな広がりの空間が、本当に寒くないのか、、、と心配されたほどの計画です。

また、初期段階から、たくさんの立体図面を作成しましたので、間取り図だけでは理解しづらい立体的つながりに関しても、円滑に打ち合わせは進みました。
大らかなお施主様には、いつもそうですが、結果として大らかな空間ができあがります。

これから建築家と家を建てる方に一言

Tさんの要望にもあるように「個性的」というキーワード。
この言葉を考えてみると、それは「眼に見える」形を指しているだけではない、と私は感じています。どんな人が住んでも使いやすい「汎用性」に富んだ、平凡なものでも「個性的」でありうる、それが注文住宅の本質です。

誰もが持っている家族や友人たちと過ごした貴重な思い出や場所の記憶。これは個々人の心の中にある「生活風景」で、どなたにとっても純粋にオリジナル体験を伴ったイメージです。
こうした心象的な風景を語らいながら、掘り起こして、そして未来を重ねていくと、皆さんにとっての「生き活きとした場所」が生まれはじめます。

「建築家住宅」が社会に認められているとすれば、場所を共に生み出す行為そのものが、オリジナルで個性的な「ことづくり」だからでしょう。

  • 所在地:埼玉県深谷市
  • 設計:長谷川建築デザインオフィス(株)
  • 施工:大谷工務店
  • 竣工日:2006年12月
  • 敷地面積:972.60平米(294.21坪)
  • 延床面積:207.13平米(62.65坪)