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ザ・ハウスで建てた家
東京都目黒区K邸。
東京都目黒区K邸 設計監理:本間 至
「環 境に恵まれた郊外での暮らし」を望んでいたKさんご夫妻は、2001年10月にザ・ハウスにご来店されました。
1年がかりの土地探しの末に見つけた土地は、当初の考えとは全く違う、建物に囲まれた17坪の土地でした。

建築家・本間 至さんは、周囲の環境を活かすことによって、都心にありながら緑と光の感じられる住宅を設計し、2003年4月に完成。
竣工からほぼ1年を迎え、「毎日、家からエネルギーを貰っています」とおっしゃるKさんご夫妻にお話を伺います。

家を建てようと思った経緯は?

夫婦二人とも、小さな頃から一戸建てで育ってきましたので、自分たちにはマンションは合わないと思っていました。賃貸に暮らしていた時も、集合住宅ではなく、わざわざ一戸建てを探して住んでいたくらいです。

でも、建てられた当時はスタンダードな作りだったはずのその家も、私たちのライフスタイルには、どこかしっくりしませんでした。
そんな経験から思い至ったのは、「ライフスタイルが変われば、家も変わる」ということでした。それなら、自分たちらしい家を建ててみようと思ったわけです。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

ハウスメーカーの家も考えましたが、どうしても全てが同じに見えてしまいました。きっと現在の典型的な家族に合うようにできているのだと思いますが、将来的には前に住んでいた家に感じたのと同じように、そのうち不具合を感じるようになるのではないかと思い始めました。

そして、いろいろな雑誌を見るうちに「人の数だけ家がある」ということも分かってきました。それならば、自分たちにぴったりあった家を建てるために、建築家に頼もうと思ったのです。

建築家・本間 至さんにはどんなご希望をお伝えされたのですか?

郊外に住んでいた時の緑に恵まれた環境は、私たちにとって最高のものでした。私は昼間の太陽とは違う、静かな「夕方の西の空」が好きなので、土地を探す時も西の空が解放的に見える土地を探し続けました。

そうして、結局土地探しを始めてから一年後に巡り合ったのは、都心に位置する17坪のこの土地でした。
建物が密集してはいましたが、少し先にある公園の緑が望め、西の空が開けたこの土地に縁を感じ、本間さんのアドバイスもいただいた上で購入することに決めました。

そして、本間さんには、存分に緑や空、そして日の光や太陽の楽しめる家をとお願いしました。また、頭の上が「空に抜ける開放的なスペース」が欲しいとお願いしていたのですが、これもロフトから梯子で外に出られるスペースを造っていただくことで夢が叶いました。

最初はどうしてもパーツに目がいってしまい、大きく空間を掴むことができませんでしたが、本間さんと時間をかけてお話するうちに、「もの」ではなく「こと」に置き換えて考えることが大切だと思うようになりました。そういう考えに至るまでの時間が、私たちには必要だったのだと思います。

実際に生活していかがでしょうか?

とてもありがたい日々を送っています。そして家からエネルギーをもらっています。
階段を下りる時の部屋の光景が美しいので、どんな体調で目覚めた日でもいい一日になる予感をもらうことができます。

毎日、「大きな雲が西日に照らされて赤紫色になっていく光景」や、「金色に暮れてゆく西の空」、「近くの公園の大樹のさざめく音」、「木の葉がリビングにゆらゆらと落とす影」を感じながら生活しています。そうして暮らしていると、小さなこの家に雄大な自然が流れ込んできたような錯覚に襲われます。

最初は「家=入れ物」という感覚がありましたが、実際にこの家に住んでみて、気持ちの良い風景や空間に身を置いて生活することが、こんなにも心を癒し、安らぎを与えてくれるものとは思いませんでした。

実生活においても、最初は当たり前にできていると思っていたことが、機能的にとても使いやすくできています。空間から使い勝手まで、随所に本間さんの

ザ・ハウスを利用しての感想は?

実際の家づくりに役立つことを説明してもらえたことがありがたかったです。
悲しいことに、家づくりで不運な目に合っている人々が多勢いる世の中ですが、私たちはザ・ハウスさんと出会えたことで、安心のもとに家づくりを成功させることができました。心より深く感謝しています。

これから建築家と家を建てる方に一言

建築家に会うと、話し方も考え方も千差万別です。勇気を振り絞って、自分の意見をどんどんぶつけ、「気持ち」に応えてくれる建築家を見つけて下さい。自分の夢が叶わなかった時に、なぜだめだったのかが納得できる説明を建築家に求めることも大切だと思います。
そして、お金を払うからではなく、単純に「人と付き合っていく」ということに戻って、建築家と相対していくのも大切なことだと思います。コミュニケーションを重ねていくことで、建築家との信頼関係が徐々に培われていくのではないかと思います。

建築家・本間 至さんのインタビュー

はじめにKさんとお話しして、どんなことをお感じになりましたか?

お二人とも大らかで、また前向きに話しを受け取って下さる方でした。
土地探しからご一緒しましたが、ご自身でもかなり探されていたようです。そうして候補を絞り込み、「ここで計画することに問題はないか」という最終的な判断が必要な段階で、私に声を掛けて下さったようです。
ですので、結果的に私が現地に足を運んだのは1回だけでしたし、ご決断もスパッとされましたよ。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

お二人との会話の中で、「西日や緑にとても安らぎを感じる」というお話がありました。そこで、どうやってこれらを建物に反映させるかが、大きなテーマになりました。

計画地は建物が密集している路地状敷地。そこは2本の路地に接していて、どちらからもアクセスできるという、少し変わった敷地でしたが、その路地が「光を引き込むスペース」になってくれていたことが幸いし、建物に光を呼び込むことができました。

そして、緑については、幸運にも建物の隙間を縫うように、一軒隔てた公園の緑を望むことができたので、それを有効に取り入れようと考えました。

ここが都心の密集地に建っている家だということを感じさせない「視線の抜け」と「緑の恩恵」を受けることができました。

Kさんとのお打合せはいかがでしたか?

条件の中に、「土地を取得してから1年以内に建物を完成させなければならない」という銀行との取り決めがありました。
実を言うと、うちの事務所にとってはかなり厳しいスケジュールだったのですが、打ち合わせの中で「できること」、「できないこと」をご説明すると、Kさんはそれをとても前向きに解釈して下さいました。
そのお陰で、期間の短さを全く感じないほどスムーズに計画を進めることができたと思います。

これから建築家と家を建てる方に一言

建築家との家づくりは、その建築家によって全く違ってきます。まずは、その建築家の手がけた家が素敵だと思えること。そして、その建築家の作る家に住んでみたいと思えること。

そう思うことができれば、完成までの長い道のりも、お互いに乗り越えて行くことができるでしょう。理屈より、直感を大切にしてみて下さい。

所在地:東京都目黒区
設計:(有)ブライシュティフト
施工会社:(株)渡辺富工務店
竣工日:2003年4月
敷地面積:56.97平米(17.23坪)
延床面積:86.62平米(26.20坪)
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