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ザ・ハウスで建てた家
東京都世田谷区A邸。
東京都世田谷区A邸 設計監理:田井勝馬
を建替えることを決心されたAさんは、家族が快適な生活を送ることができる「世界にたった一つしかないこだわりの家」をと、2002年6月にザ・ハウスにご来店されました。

Aさんの依頼を受けた建築家・田井勝馬さんは、螺旋状に連続する空間を持った住宅を提案し、2003年11月に完成。「リラックスした気分で気持ち良く生活を送っています」というAさんにお話を伺います。

家を建てようと思った経緯は?

築35年を迎えた前の家が老朽化してしまい、様々な不都合が出てきましたので建替えを決めました。
一度は全く新しい土地を買って、ということも考えましたが、結局は住み慣れた所で古い家を解体し、そこに新たに家を建てるという選択をしました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

情報収集も兼ねて最初はハウスメーカーに相談しました。積極的なセールスに引きずられて設計図まで引いてもらったのですが、納得できるものではありませんでした。

費用も意外に高いものになってしまいましたので、それならば建築家にお願いして「自分たちの思い通りの家づくり」をしようと決意しました。

建築家・田井勝馬さんにはどんなご希望をお伝えされたのですか?

外観に関しては2点お伝えしました。まず鉄筋コンクリートの打ちっぱなしに、ホンザネ(ザ・ハウス注:木の板の側面に凹凸をつけて、それを組み合わせていく方法)を組み合わせていただけるようにお願いしました。
それにうちの土地は前面道路が比較的交通量の多い角地でしたので、防音のことも考えて、塀と家の外壁を兼ねたものにして欲しいとお伝えしました。

各部屋については、リビングと玄関をなるべく広くしてもらって、大勢の友人が遊びに来ても十分なスペースを確保できるように、また、母の部屋が手狭になってしまわないようにお願いしました。
あまり細かい要望を多くしてしまうと、柔軟な発想を損なってしまうような気がして、田井さんには感性を自由に表現して欲しいとお伝えしました。

実際に生活していかがでしょうか?

非常に満足しています。
この家の気持ち良さは、鉄筋コンクリートでなければ作り出すことができなかったのではないかと感じています。

リビングとダイニングは天井の高い1つの大空間に、そして窓は大きくしましたので、とても見晴らしが良く光もたくさん浴びることができます。ここは本当に気持ちのよい空間になりました。

とても居心地がいいので、家族皆が自然に集まってくつろぐ場所になっています。
今の家になってからは、空間を楽しみながらリラックスした気分で気持ち良く生活ができるようになりました。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

初めは誰からの紹介もなく建築家に頼んで「本当に大丈夫だろうか」と不安でした。ハウスメーカーに頼むことをやめた私たちにとって、建築家に安心して依頼できる方法は、この選択しか見出せませんでした。

ザ・ハウスの方は、建築家の作品ばかりでなく性格なども把握していて、私たちに適切なアドバイスをして下さったと思っています。建築家との出会いの後は、私たち自身で誰に頼むかを決めるので、皆さんも気軽にザ・ハウスを利用されると良いと思います。

これから建築家と家を建てる方に一言

ハウスメーカーと明らかに違う点は、ローンや地鎮祭・住み替え先・引っ越しの手配・水道・電器・ガスの中止再開など、細かいことまで全て私たちがやらなければならないということです。これらはメーカーに頼めば全てやってくれることですが、当然そうしたサービスの費用はメーカーの建築費に含まれています。

建築家に依頼すると確かに自分ですることは増えますが、一方で、建築家との共同作業によって「世界にたった一つしかないこだわりの家」を建てることができます。費用も決してメーカーに比べて高いものではなく、むしろ建築家の方がフレキシブルに対応してくれると思います。とは言っても、土地の広さやお金にも制限があるので、「自分たちの希望の中で、最も優先すべきものは何か」を家族の中ではっきりさせておくことが重要だと思います。

建築家・田井勝馬さんのインタビュー

はじめにAさんとお話しして、どんなことをお感じになりましたか?

最初にご家族とお話しさせていただいた時に印象的だったのは、お母様と奥様が意見をきちんと言えるような間柄だったので、仲の良い母娘さんだなということでした。

ところが、お話を進めていくうちに、実はお姑さんとお嫁さんだったことが分かったのです。 東京都世田谷区A邸/田井勝馬設計

少し驚いた私に「それ位でないと一緒に住めないですよ」とおっしゃったのが、とても印象深かったのと同時に、この良い関係を壊さないようなプランニングを提案しなければと思いました。
もちろん適度なプライバシーは必要ですが、せっかくの良い関係を家づくりによって台無しにすることはできませんから。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

ご計画地は交通量が多いバス通りに面していましたので、騒音対策が重要な課題となりました。そのため、バス通り側には開口部を作らずに、防音と構造体を兼ねた壁で閉じることにしましたが、もう一方の道路面は眺望が良かったので、リビング・ダイニングを2階にし、高い位置から眺望が望めるような計画しました。

スキップフロアになったのは、空間を縦方向に繋げることで、スペースを有効に使い、スムーズな動線を確保することを考えた結果です。これによって、細かく間仕切るよりも空間を大きく使うことができ、かつ各々の部屋の独立性も保たれ、適度なプライバシーを守ることができました。
また、南側に中庭をつくり、居室を螺旋状に連続させることで、各フロアに外部空間を取り込んでいきました。

Aさんとのお打合せはいかがでしたか?

ご家族で「家づくり」に参加していただいたという感じですね。大まかなご要望をいただいた上で、そこからお考えを汲み取りながら提案をしていきました。
今回は建築だけでなく、家具の提案もさせていただきました。ご夫婦のスペースにはモダンなものを、お母様のスペースには落ち着いたものをご提案しました。

これから建築家と家を建てる方に一言

住まい方にこだわりを持つことが大事です。そして施主と建築家が「共通の認識」を持って家づくりを進めていくには、お互いの理解を深めていく努力をする必要があります。

興味や情熱を持って、最後まで家づくりへのモチベーションを持ち続けることができれば、必ず満足できる家を手に入れられると思います。

所在地:東京都世田谷区
設計:田井勝馬建築設計工房
施工会社:(株)小川建設
竣工日:2003年11月
敷地面積:132.24平米(40.00坪)
延床面積:132.18平米(39.98坪)
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