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まるわかり注文住宅
千葉県松戸市O邸。
千葉県松戸市O邸 設計監理:並木秀浩

供の頃からマンションで育ってきたOさんご夫婦。自分の子供には広い家で伸び伸びと暮らして欲しいという思いから家づくりを決意され、2003年6月ザ・ハウスに来店されました。

「裸でも出られるセンターコート」というOさんの要望に対して、建築家・並木秀浩さんは、希望のセンターコートを更に楽しむ事が出来るように、浴槽をその日の気分によって浴室からデッキまで移動できる可動式の露天風呂を提案し、この住宅は2004年8月に完成しました。

話合いの中で面白いものが出来上がっていくのも建築家と家を建てる魅力の一つだと実感した、とおっしゃるOさんにお話しを伺います。

家を建てようと思った経緯は?

私達夫婦は子供の頃からマンション暮らしで、「広いお家に住む」という事に憧れを持っていました。そういう思いもありまして、子供が小さいうちにマイホームが欲しいと考え、結婚を機に5年計画で家を建てる事にしました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

建築家の存在は知っていましたが金額的に高いというイメージがあり、最初は考えていませんでした。ハウスメーカーの展示場や建売の家を見たり、実際に見積もりやプランも出して貰いました。
しかし、やはり自分達の希望に沿った家には巡りあえませんでした。
最後になって「建築家と家を建てる」という事を調べてみた処、自分達の予算でも建てられそうだという事が分かり、建築家に依頼しようと決心しました。

建築家・並木秀浩さんにはどんなご希望をお伝えされたのですか?

初めてザ・ハウスで並木さんにお会いした時に、「思いつく事は全て話して下さい」と言われたので、その時に思いついた事は全てお話しました。

最初にお願いした事は、センターコートにして欲しいという事でした。外からの視線を気にせずに、室内にいながら裸で外の空気を感じることの出来る「裸で歩けるセンターコート」。これが最大の希望でした。これ以上は、上手く言葉では説明できなかったのですが、並木さんが見事に形にしてくれました。
更にセンターコートから話が発展してつくられたのが露天風呂です。
露天風呂といっても浴室内の浴槽を固定していないもので、その日の気分で浴室からセンターコートに運び出して入浴するものです。これは当初の希望にはなく、並木さんとの話合いの中で出来たものですが、色々と話をしていくうちに面白いものが出来上がっていく事も、建築家と家を建てる魅力の一つだと実感しました。

そして、広いキッチンと広いリビングと高い天井です。壁で仕切られた小さな部屋などは必要ありませんでした。家を建てる前は3DKのマンションで暮らしていましたが、広い空間で生活したいと思った事が、家を建てたいと考えるようになったきっかけの一つでした。
広い空間という事を考えた時に、内壁は最低限のものにしたかったのです。

次にお願いした事は、テーブルです。
私達家族の中心がどこにあるかを考えた時、キッチンと食卓が大きな比重を占めていました。そこで、家具屋では売っていない我が家の中心となるオリジナルの大きなテーブルを作ってくださいとお伝えした処、「センターコートと大黒柱ならぬ大黒テーブルのある家」これが我が家のテーマに決まりました。
家具屋で好みの家具を探して見つけることは容易ではありません。

しかし、最初からお願いしておけば希望のものが作って貰えると考え、テーブルに限らず大量の収納棚やカウンター机なども作って貰いました。壁面に家具が並んでいるような部屋も嫌だったので、収納はできる限り隠して表に出ないようにお願いしました。

また「一緒に家をつくりたい」ともお願いしました。
大工さんのような仕事は出来ませんが、何でもいいので作業を一緒にやらせて欲しいと伝えたところ「内壁の一部を塗ってみませんか」と薦められ、家族で珪藻土を塗らせて貰いました。珪藻土のメーカーでやっている体験セミナーにも参加し、何とか我が家の壁の一部を塗りあげ、記念に家族の手形を残しています。

私達家族は全員アレルギー体質なので人に優しい材料を使って欲しい、車2台が停められる車庫が欲しい、来客があった時にカーテンを引くだけで簡単にリビングを仕切る事ができるように工夫して欲しいとか、一つ一つ数え上げたらキリがない位、細かい処までお願いしました。結果、並木さんは見事に形にして下さいました。

実際に生活していかがでしょうか?

何よりも家の中に居ながら開放感を味わえることが素晴らしいです。

マンションに暮らしていた時は、動くと体の一部がどこかにあたり、「狭い家だ」とストレスを感じていたのですが、これだけ広い空間のある家なので、まずストレスを感じる事が無くなりました。
そして、家にいる時間が長くなりました。
今までは家で寛ぐ事など考えられなかったのですが、とにかく居心地の良い家なので外に出たくありません。家にいる時にテレビを見る時間も減りました。椅子に座ってボーっとバルコニーを眺めているだけで充分に寛げます。

家を建てる前には、広い空間の家に住むと家族の距離感まで広がってしまわないかという不安もありましたが、この家にそんな心配は無用でした。物理的な距離間は広がりましたが、相対的な距離感はむしろ縮まったような気がします。

何から何まで私達の希望どおりに建てていただいたので、不満がある訳は無いのですが「こうすればよかったかな」と思った部分があるのは事実です。但し、それは設計上の問題ではなく、私達家族の中で完全に要望を出し切れていなかったのかな、と。
並木さんは完璧につくられている・・・ハズです(笑)。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

自分達で建築家を探す事は難しいことでした。しかし、ザ・ハウスを利用してみると、簡単に建築家と出会うことが出来ました。
たまたま私達は第一印象で並木さんにお願いしたいと思い、その後も上手く話が進んで他の建築家とお会いする事はありませんでしたが、こちらが納得いくまで相談に乗ってくれるので、建築家に家を建てて欲しいと考えてる人は実際に一度足を運んでみてはどうでしょうか。

これから建築家と家を建てる方に一言

建築家の家に興味がある方は、人並み以上に家づくりに関心がある方でしょうから取り立てて言うこともないのですが、強いて一言あげれば、建築家任せにせず、遠慮してはいけないという事でしょうか。

どんなに細かいことでも、少しでも気になることがあったら、話した方が良いと思います。気になったまま言わないでおくと一生後悔する事にもなりかねません。建築家だけでなく、職人さんもプロの方ですからきっといろいろと聞き入れてくれるでしょう。
私達が色々と細かい指摘をしたせいで、工務店の監督さんは気の毒なくらいやつれてしまいましたが(笑)、そのおかげで満足のいく家を建てる事が出来ました。

一生に一度の買い物ですから、悔いのないものにして下さい。

建築家・並木秀浩さんのインタビュー

はじめにOさんとお話しして、どんなことをお感じになりましたか?

ご主人、奥様共にスポーツ好きで、明るく温かみのあるご家族という印象を受けました。お話をさせていただいているうちに、私の中で沸いてきた空間のイメージをお二人にお伝えしました。するとお互い同調するものがあり、いわゆる「相性」というものが合ったような感じでした。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

要望の中に「裸で出られるテラスが欲しい 」といったものがあり、その要望は一番Oさんご家族を表しているものだと感じましたので、そこをテーマとして計画を進めていきました。

具体的には、生活の中で生かせる現実的な解として、周囲から一切見えない2階レベルでの中庭としてのデッキを提案しました。デッキの周囲に、L→D→K→浴室を連続的で動きやすく配置し、どこからでもデッキと一体感が持て開放感が味わえるような気持の良い空間にしました。見通しが利く空間にする事で「家族を感じながら過ごせる」という事も考えました。

また、浴室から浴槽をデッキへ運び出して自由な場所に置いて入れるようにする事で、入浴という裸で過ごす行為を外に持ち出し、究極的な開放感を気軽に楽しめる提案をしました。ご入居されてからのお話でも頻繁に外での入浴を楽しまれているとの事で、生きた提案になったと思っております。

Oさんとのお打合せはいかがでしたか?

初めに提案させて頂いたプランを大変気に入っていただき、そこから話が盛り上がり、楽しみながら最後まで打合せをさせて頂きました。

普段から心掛けている事ですが、提案をさせて頂いてから、互いに客観的に考えられる時間を十分に取るようにしています。時間は多少掛かりますが、そのように進める事で生活の実感を掴んだ納得のいくものが出来ると思っています。
Oさんとの打合せでは、その時間の中で掴まれた印象や質問をお聞きし、お互い納得するまで話を詰めて、デザインの面では、殆んどお任せ頂きました。

Oさんが旅行に行かれた時には旅先での話をお聞きしたり、家の話以外にも色々な話をする事で理解が深められたと思います。

これから建築家と家を建てる方に一言

まずはお互いの信頼関係が重要だと思います。

建築家が提案していく空間は、依頼される方が未体験である事も多く、そういう提案を生かしながら創り上げていく為には、十分に話し合い、理解し、共有する事が大切です。
そして何よりも大切な事は夢を具体的な「言葉」として交し合い、ブラッシュアップしていく事で、唯一無二の家がつくり上げられると思います。

所在地:千葉県松戸市
設計:(株)ア・シード建築設計
施工会社:岡建工事(株)
竣工日:2004年8月
敷地面積:131.4平米(39.75坪)
延床面積:127.4平米(38.54坪)
撮影:谷岡康則