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ザ・ハウスで建てた家
東京都西東京市M邸。
東京都西東京市M邸 設計監理:瀬野和広
づくりに対して夢を膨らませていたMさんはお母様との同居で二世帯住宅を建てることになり、2003年1月ザ・ハウスに来店されました。
家づくりを決して人任せにはせず、しかし建築家の職能に対してはきちんと信頼と支持を寄せて下さっていたMさんの姿勢に対して、建築家・瀬野和広さんは持てる力を出来る限り発揮しようと共に建築計画を進めていきました。Mさんの夢が形となったそのお住まいは2004年3月に完成。
家づくりのこだわりに対して、ご自身達もいろいろな面で時間を費やし努力されたというMさんにお話しを伺いました。

家を建てようと思った経緯は?

マンション住まいをしていましたが、いずれ戸建てに住みたいと思い、住宅番組や雑誌などを見て夢を膨らませていました。そんな折、築30年以上になる古い戸建てに一人住まいをしていた高齢の母親との同居の話が浮上し、思い切って二世帯住宅としての建て替えを検討することになりました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

以前より住宅建築には興味があり、家を建てるなら是非オリジナルの家を建てたいと考えていました。

住宅番組や雑誌を見て自分達が建てたい家のイメージもかなり出来上がっていましたし、友人からハウスメーカーより建築家に依頼する方が意外とコストが抑えられる可能性もあると聞きました。その上、設計・施工が分かれている事で、工事管理は工務店が、設計監理は設計事務所がしっかり行ってくれるなどのメリットもあると・・・。

そういう理由で当初より建築家に依頼することを決めていました。

建築家・瀬野和広さんにはどんなご希望をお伝えされたのですか?

実際に次のような項目とその詳細な内容を含む『要望書』を作成し、それを基に設計を始めました。

・生活時間が異なる親と子世帯が快適に暮らせる分離型2世帯住宅
・体に優しい建築材料を使用した和風モダンをテーマにした住宅
・冬暖かく夏涼しい、通気性の良い住宅

1階親世帯
・バリアフリーを採用し、それまでの生活パターンを大きく変えないで過ごせるレイアウト
・南向きの明るく暖かいリビング
・暖かい浴室

2階子世帯
・南向きの天井の高い、広いリビング
・リビングに続く広めのデッキテラス
・窓のある明るく開放感のある浴室
・書斎スペースの確保
・大きなウォークインクローゼットの設置

実際のイメージや室内外の建築材料などについては設計を進めながら、提案いただいたものについてこちらでも必要に応じて調査しながら希望を伝え、最終的にはコストとのバランスを考えながら決定していきました。

実際に生活していかがでしょうか?

玄関に入ると木の香りがし、自然素材である木と漆喰の壁を中心としたこの家は、非常に気持ち良く快適な住み心地です。光を出来るだけ取り入れられるよう工夫していただいたこと、通気性の良いこと、間取りを細かく区切らなかったことにより非常に明るく開放的であること等も気持ちの良い理由の一つです。
1階の親世帯は庭が見渡せる明るく暖かいリビングと、それに続く縁側が非常に良い雰囲気で母も満足しております。

住んでみてから、もう少し此処はこうすれば良かったという部分もいくつかありますが、もし次に設計するようなことがあれば(?)この経験が活かせるかとは思います。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

「どうやって建築家を探せばよいのだろうか?」、「どうしたら自分達の建てたい家を建ててくれる建築家を選べるのだろうか?」、という私達の疑問要望に、見事に答えてくれたのがこのザ・ハウスのシステムです。これからディスカッションしていかなくてはならない建築家の方と、『お見合い』させていただけるのも大きなメリットの一つだったと思います。

コーディネータの方は、ほとんど素人の私達に、建築家に関する詳細なアドバイスは基より、家づくりの一から十まで本当に丁寧に教えて下さいました。また、家づくりが始まってからもメールなどで何度もご相談した際、的確なアドバイスを下さいました。この点もこのシステムの素晴らしさであり、我々の感謝する処であります。

これから建築家と家を建てる方に一言

「すべてお任せ」or「建築家と共同で作る」など家づくりの依頼方法はいろいろあると思いますが、私達は後者のパターンでした。仕事帰りに設計事務所に何度も伺ったり、自宅にも来ていただいたりして、本当に多くの打合せをしました。建築家とのコミュニケーションに於いては、共働きの私達にとって深夜に交わすEメールが絶大な威力を発揮しました。

自分達は家づくりに対するこだわりが大きい方で、建築家と一緒に建てたいとお考えの方は、そういうコミュニケーションを厭わない建築家の選択がまず大切かと思います。
また、こだわりに応じて自分達もいろいろな面で家づくりに時間を費やすこと、努力することが必要です。
その他の点では、家づくりには多くの決定事項があることから、打合せの議事録を残すことやEメールでのやり取りの記録を残しておくことも大切だと思います。

建築家・瀬野和広さんのインタビュー

はじめにMさんとお話しして、どんなことをお感じになりましたか?

ザ・ハウスで初めてお会いした時に、家づくりについてのご意見をいろいろ伺いました。本来当たり前のことなのですが『家づくり』を相手任せにしないで、夫婦共同作業として真剣に考え取り組まれているご様子が素直に感じられました。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

要望を踏まえ、先ずはたたき台となる提案を作成しました。それを基に通風、採光、機能動線を練り上げていきました。
要望の中で重点を置かれていた自然素材で設える基本を変えずに、繰り返しプランニングの調整を図りました。

Mさんとのお打合せはいかがでしたか?

ご夫婦それぞれ別の大手企業の重職であり、大変お忙しい中まめに時間調整を図っていただきました。ほぼ全てのお打合せなどをお二人で揃ってこなしていただいた事が、この普請計画最大の成果と言えます。

設計に一切の妥協を許さなかった代わりに、我々の職能に全面的ご支持をいただいたことも特筆したいです。

これから建築家と家を建てる方に一言

『もの』をつくるだけの家づくりであれば、我々建築家の出番は本来無いと思います。姿・形だけの空間には暮らしが育まれる要素は期待出来ないからです。

どう暮らしたいかを十分考え、そして語って下さい。
そうすれば我々との相性も見えてきますし、建てて終わらない永い付き合いが始まります。

所在地:東京都西東京市
設計:(有)設計アトリエ
施工会社:井端建築(株)
竣工日:2004年3月
敷地面積:200.92平米(60.78坪)
延床面積:158.98平米(48.09坪)
撮影:石井雅義
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