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まるわかり注文住宅
未完成な部分も楽しむ家。
東京都中野区K邸 設計監理:大塚 聡

得した物件が居住には向かない中古物件で、建物の改装には専門的な知識の裏づけがなければ安全性や機能性が確保できないと考えたKさんは、2004年10月にザ・ハウスに来店されました。

建築家・大塚 聡さんは、予算や面積などの関係から、使える物は既存の物を使い、自分たちで出来る事はあと回しにするなど、3階から地下1階までの内階段を作ることを最優先して提案しました。

様々な過程でKさんの判断がとても重要だったというお宅は2005年10月に完成。「この家はまだまだ未完成、少しづつ改装を続けていくつもりですし、今はそれが面白い」、とおっしゃるKさんにお話を伺いました。

家を建てようと思った経緯は?

建てるというか、まあリフォームなのですが・・・。これまで賃貸暮らしをしていた地域が私たちに向いておらず、新しい環境を求めて、というのが家捜しを始めるきっかけです。

もともと今のこの界隈を妻が気に入っていて、当初は「また賃貸でもいいか」という気楽な構えだったのですが、いくつかマンションなどを回っているうちに、段々テンションが上がってきてしまって・・・。

たまたま覗いた不動産会社のサイトに、『旧・事務所使用の土地付き一戸建て、屋上、車庫、地下室付き』という、とても興味深い中古物件を見つけたことが契機となりました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

はい、最初から建築家に依頼しようと考えていました。

取得した物件が、「3階建て」、「各フロアが独立」、「外階段で往来」、という居住にはちょっと向かない建物で、自分たちでも改装を考えてみたのですが、それは単なる希望であって、やはり専門的な知識の裏づけがなければ、建物の安全性や機能性を確保できないと考えました。

この建物を建築家がどのような創意で変えてくれるのかを見てみたい、という興味があったのです。

建築家・大塚 聡さんにはどんなご希望をお伝えされたのですか?

最初は大まかな要望を伝えました。

基本性能の補修(防水、断熱、防錆など)、各階の空間に繋がりをもたせたい、通風と採光を良く、間仕切りは出来るだけ少なくなど・・・。

こちらの要望に対して大塚さんから提案があり、その提案に対してまた私たちが要望を伝える、というキャッチボールを続け、とにかく思いつく要望は全て伝えることにしました。

今思えば、そのように大塚さんが誘導してくれたのかもしれないですね。

費用のことはひとまず横に置いて、ひたすら希望を伝えました。大塚さんはそれらを全て具体的な形にして提案してくださいました。

見積りが出てきて、予算を大幅に超えていたためあきらめた箇所も多々ありましたが、こうしたいという理想が形になったことが良かったです。

実際に生活していかがでしょうか?

人は誰しもそうなのかもしれませんが、新居を得た当初は居心地がよくて休日に外出しなくなってしまいました。

せっかく車庫付きの家を探したのに、今では車は要らなかったのでは、と思うこともあります。

ただ、計画はしたものの実行されなかった箇所や、住み始めてここはこうした方がいいなと新たに思いついた箇所もあり、この家はまだまだ未完成なのだと思っています。

これから少しづつ改装を続けていくつもりですし、今はそれが面白いと思っています。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

良い建築家を、素早く、しかも無料でご紹介いただける良いサービスだと思います。

これから建築家と家を建てる方に一言

センスも大事ですが、それ以上に意思疎通が大事だと思います。

お互いがお互いの意図するところをどれだけ汲み取れるか、家づくりは共同作業ですので当たり前のことですが、それに尽きると思います。

建築家・大塚 聡さんのインタビュー

はじめにKさんとお話しして、どんなことをお感じになりましたか?

奥様がお芝居が好きで、私が関わっている「新宿梁山泊」のこともご存知でした。
はじめから芝居の話で盛り上がってしまったように記憶しています。

今回のプロジェクトは既存建物の改修だったのですが、その既存建物の入手に際しても、自分たちで積極的に動かれたという話をお聞きし、自分たちの判断をきちんとされる方だな、と感じました。

これは、建築計画には大事な条件でして、もし一緒に計画を進める事になったら面白い事が出来そうだなと思いました。

具体的にはどのような形でご要望に応えていったのですか?

既存建物は地下1階地上3階の鉄骨造で、2階から下を設備会社として、3階をオーナー住居として使っていた建物でした。ですから、階段は外階段しかありませんでした。

改修後は全てを住居として使うため、予算や面積などの関係から、せめて2・3階間には内階段を設けたいというご要望でした。

検討の結果、面積的に階段をなるべくコンパクトに納め、予算的に後で出来る事は後にして、3階から地下1階まで内階段を設ける提案をしました。

見積時に予算がオーバーしたのですが、使える物は既存の物を使い、自分たちや後で出来る事は工事から外しました。それで了解をいただけるところまで詰め、3階から地下1階の内階段を計画通りに作り上げました。

これらの選択に、Kさん達の判断力が重要だった事は言うまでもありません。

Kさんとのお打合せはいかがでしたか?

計画中によくよく話を伺うと、私が美術で参加した映画「夜を賭けて」のDVDを発売している会社にKさんが勤めていらっしゃる事が分かり、ますます楽しい打ち合せになりました。


予算が厳しいので既存の障子の紙を張り替えて使う、などというアイデアも提案してもらい、それが結果的に落ち着いた空間を作り上げる事になりました。演劇や映画のセット作りのような一面もあって楽しかったです。

これから建築家と家を建てる方に一言

近ごろは既存の建物を改修して利用する、という事例が増えてきているように思います。
建物の改修は、構造や法規的な部分でしっかりチェックしなければならないことが多く、専門家である建築家にスタート前から相談する事が、よい改修計画に繋がっていくのではないかと思います。

新築でなくても、気軽に建築家に声をかけてみてはいかがでしょうか。

所在地:東京都中野区
設計:大塚 聡
施工会社:住協建設(株)
竣工日:2005年10月
敷地面積:76.38平米(23.10坪)
延床面積:146平米(44.16坪)
撮影:新 良太