古谷俊一

Furuya Shunichi

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建築の考え方

わたしたちは、都市空間と人と緑の幸せな関係を作り出します。

かつて多く存在した、里山の風景や鎮守の森のように、
四季折々の自然と人々が作る建築との幸せな関係を礎として、
時代性を捉えながら人々が本当に心地良いと思える、
気の通った空間を作りたいと思っています。

建築、ランドスケープ、インテリアデザインを包括的に手がけることによって、
緑を軸に環境を活かした空間をご提案し、ご依頼主の想いに寄り添いながら、
共にかたち作っていくのがわたしたちの仕事です。

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古谷デザイン建築設計事務所

古谷俊一Furuya Shunichi
一級建築士（No.313700）

1974年　東京都生まれ。
明治大学理工学部建築学科卒業後、世界各国の建築を探訪。
2000年　早稲田大学理工学研究科建築専攻　石山修武研究室修了。
株式会社IDEE、株式会社都市デザインシステムを経て
2009年　古谷デザイン建築設計事務所を設立。
2020年　京都芸術大学環境デザイン学科客員教授。
共立女子大学家政学部建築デザインコース非常勤講師。
2022年　みどりの空間工作所を設立。

メッセージ

独立する前に家具屋と不動産屋に勤めていて他経験があります。そのことから、贅沢なものに囲まれるより座り心地のいい椅子に座ってみどりのある空間で飲む美味しいコーヒーがよっぽど贅沢であるという感覚と建築は個人の資産であると同時に街の資産でもあるという感覚と投資価値の向上という感覚を学びました。
また弊社にはクリート住宅、木造住宅、家具やカーテン、植栽計画と分野ごとにそれぞれを得意とするメンバーが揃っています。
家づくりの最終、椅子や小物をしつらえて樹木や草花を植えるところまでご一緒いたします。

建築デザイン

親密な建築

誰にでも親しまれる、親密さを纏った建築を作りたいと考えています。建築は硬質な素材で構成されるが故に角や影が目立つ出で立ちをする傾向が強いものです。そんな凛とした印象も好きですが、できるだけ素材の角をなくしたり、みどりをそばに据えて和らげたり、親しみをもって受け入れられるように工夫をしたいと考えています。

庭のような建築

寝殿造から始まるとされる日本の庭園史。住環境や土地所有の概念の変遷に伴い庭の形は変化を遂げています。一方黒い森という表現に象徴されるように、気候風土も相まって日本人にとって自然は畏敬の念を持って受け入れられています。植物を愛でるという意識に寄り添い、どのような条件下でも工夫をしてみどりとの距離感を調整する。そのような仕事がこれから重要になると考えています。

かつてからそこにあったかのような建築

敷地対建築の関係から離れて敷地の自然環境をも建築と捉え建築を緑のように植え込めないかというようなことを考えています。建築＝植物の関係を構築し、出来上がる建築はかつてからその場所にあったかのような感覚で、いわば馴染んでいる。そのような状況を作ることができたらのならそれは目指すべき建築の一つの形であると考えています。