ステューディオ2アーキテクツ

ステューディオ2アーキテクツ

Studio2Architects

建築の考え方

時間をかけて住まい手の色に染めていけるような「素朴で自由度のある空間」をつくるための、まさに「技術」としての住宅を考えています。

具体的な要望を最大限に組み込みつつ、ムダの無い理詰めの仕事に徹する一方で、窓から見える月、飛行機、雲の流れ、風や光の気持ちよさ等、一日中家で過ごすことが楽しくなるような仕掛けづくりを心がけています。

ステューディオ2アーキテクツStudio2Architects


二宮 博 一級建築士(No.225401)
1963年 神奈川県生まれ。
早稲田大学理工学部建築学科卒。
アーキテクチュラル・アソシエーション、磯崎新アトリエを経て、
2000年よりステューディオ2アーキテクツ共宰。

菱谷 和子 一級建築士(No.221658)
1963年 福岡県生まれ。
横浜国立大学工学部建築学科卒。
1996年にステューディオ2アーキテクツ設立。2000年より共宰。

メッセージ

私達にとっていい家だなと思える瞬間というのは、その人らしさが感じられる住まい方が垣間見えた時です。その為に、建物はあくまでおおらかな器でありたいと思います。

お客様の夢や希望、暮らし方からイメージが広がり、形にしていくのが私達の仕事です。

海辺のまちを楽しむダイナミックな仕掛け/DEK(デク)

段丘に沿った細い路地を登り、振り返ると海への視界が開ける。そうした漁村の生活動線を室内にも延長して構成されたリビングスペースです。

玄関上部から食堂に連なる船底天井は、敷地最奥の居間に向かって縁台となり、さらにその上面が甲板として外部に連続します。

その舳先は、細い路地から、海へと視線を返す屋根になっており、一体の空間に様々な場を生み出しています。

都市の3階建て 生活の変化を包み込むニュートラルな空白/PONT(ポン)

3人の小さな子供をもつ夫妻が、これから様々に移り変わるであろう生活シーンに対応できるように、自由度と柔軟性のある、ニュートラルな空白が求められました。

そのため、1階はRC造の多目的室、2階は木造を主体としながらも、壁による制約の無い間取りとし、子供の成長に合わせて移動可能な間仕切り壁を設けました。

高窓をもつLDKは、3階のバスルームと屋上テラスをつなぐ鉄骨造の橋「PONT」によって特徴づけられています。

多様化する仕事や家族のかたち 職住一体の住まい/CAN(カン)

外観は寡黙な切妻屋根の表情を呈している一方で、室内は屋根の一部をくり抜くようにして設けたルーフテラスを介して、陽光を採り込み、天空への開放的な視界を生み出しています。

2階中央に配置された床座の居間「パレット」は、様々な生活スタイルに柔軟に応答するための仕掛けです。

家族皆が勉強や仕事をする巨大なテーブルでもあり、ルーフテラスやロフトと連動した子供の遊び場にもなります。その下部は床下収納になっています。

六層のスキップフロアにより構成された下町のアトリエ・屋上庭園併設住居/GAP(ギャップ)

鞄デザイナーの夫とグラフィックデザイナーの妻と娘の三人家族の家。仕事をしながら料理したり、家族とコミュニケーションを取ったりしたいという要望に応え、スキップフロアで緩やかに繋がるリビングスペースを提案しました。

「パレット」と呼ばれる床座の居間は、DKから1.1メートル持ち上げることにより、上下をつなぐ踊り場にもなり、内部にたくさんの陽光を採り込み、視線の抜けを生み出す仕掛けになっています。

旗竿敷地に日差しと視線の抜けを確保する/CUBE(キューブ)

大手ハウスメーカーにお勤めの一級建築士のご夫妻から、キューブ型の商品住宅のコンセプトを、より自由に、より楽しく展開した住まいの提案を依頼されました。

都市の分譲宅地にフィットするコンパクトな箱型に、スキップフロアやロフト、隣家の窓を気にせずに眺望を楽しむ高窓やルーフテラス、子供たちのためのビッグファニチャーなど、様々な家づくりのアイデアが詰め込まれています。

内外に視線をつなぐシングルスペース/ZIG(ジグ)

グランピングを楽しむための郊外型住宅。
個室を分けず、いろいろなコーナーをつくってゴロゴロしたいという要望に応え、ほぼワンスペースのボリュームを、庭を囲うようにかぎ型に折り曲げ、敷地の高低差そのままに4つの床レベルに展開しました。

中央のホールには庭に全開放できる窓と薪ストーブを設け、バスルームや趣味の車室、2階の食堂や5つのベッドコーナーが散りばめられ、見え隠れしながら、相互に気配をつないでいます。

ステューディオ2アーキテクツさんの魅力

大手ゼネコン出身の菱谷さんとアトリエ建築出身の二宮さん2人の知恵をもって、構造と生活の機能を同時に考えた特徴ある住宅を手掛けておられます。

混構造で敷地や生活スタイルを読んだ解決策をご提案くださいます。
また、ライフスタイルは変化することを前提に、変化に耐えうる住宅の提案・説明をしてくださいます。

得意分野

混構造とスキップフロアが特徴で、土地の形状を活かし、それぞれの構造を組み合わせて構成をつくっていくことを得意とされます。

また、構造体が時にはベンチに、時にはテラスに、など複数の要素を同時に叶えることができる提案を得意としておられます。

設計の進め方

基本はヒアリングを行ってから設計契約を先に結ばれた後、ご提案となります。

設計コスト

木造住宅の場合、坪単価110万円~、
鉄骨造の場合は、坪単価150万円~が目安です。

受賞歴

  • 2007年 第52回 神奈川建築コンクール 住宅部門 奨励賞 (RIDGE)
  • 2005年 日本建築学会作品選集(GAP)
  • 2004年 第49回 神奈川建築コンクール 住宅部門 優秀賞 (BARREL)
  • 2004年 第6回 あたたかな住空間デザインコンペティション特別賞(GAP)
  • 2003年 第5回 あたたかな住空間デザインコンペティション 入選 (FLATS A+B)
  • 2000年 SDレビュー2000入選(FLATS A+B)
  • 1996年 平田町タウンセンター設計競技特別賞受賞
  • 1996年 UIA バルセロナ港湾開発国際設計競技2等受賞
  • 1995年 川崎市臨海部景観デザインコンペティション奨励賞受賞
  • 1995年 セントラルガラス建築設計競技優秀賞受賞(People in VOGUE)
  • 1995年 環境芸術大賞優秀賞受賞(浮島のある風景)
こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。

<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
お気軽にご相談ください。