
鹿内 健
Shikauchi Takeshi
建築の考え方
「日常」に、「心おどる空間」を。
【日常】
日々の暮らしの場となる室内空間を少ないエネルギーで暖かく涼しくするためSデザインファームでは高断熱・高気密な住宅を設計しています。太陽光発電を用いたエネルギー収支ゼロの「ZEH」住宅、冬期でも無暖房で過ごせる「断熱等級7」の設計も行っています。一方で気密や断熱などの性能に囚われすぎないことも意識しています。
【心おどる空間】
安心で快適に過ごせる「日常の空間」に加え、ちょっとした変化を楽しめる「心おどる空間」を室内や屋外に提案しています。今日は昨日よりも日が傾いた。新しい季節に花が咲いた。雨の匂いを感じるなど日々の暮らしにおける新たな発見、ワクワク、ドキドキ感はそこで過ごす人の日常や人生をより満ちたものにしていきます。そのためには高気密高断熱の性能とバランスを取りながら デザインの良さを共存させていく事も住宅の心地よさを高める大切な要素と考えています。
「住宅とは満ち足りた人生を送るための器」それが私たちの設計です。

鹿内健Shikauchi Takeshi
一級建築士(No.324187)
1978年東京生まれ。
2003年 東京都立大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了
建築設計スピードスタジオ、オンデザインを経て、
2008年 鹿内健建築事務所一級建築士事務所設立、
2017年 Sデザインファーム株式会社に改組。
株式会社FUU取締役
東京都立大学非常勤講師(2015~2023年)。
趣味は旅行・料理・サウナ・キャンプ・読書
Sデザインファームでは「利便性」と「数値に表れない良さ」の共存を目指しています。事務所として力を入れている事は、温熱環境の性能計算をしながら行うデザイン検討です。最近完成しました自邸では断熱等級6(UA値0.44)で厳冬期でも大変暖かな家となりました。そのような数値に表れる利便性と「土地の良さ、光、風」など建築家が得意とする「数値に表れない良さ」を行ったり来たりしながら「そこにしかない暮らし」を実現したいと思います。

デザインと断熱性能の両立
少ないエネルギーで暖かく涼しくするためSデザインファームでは高断熱・高気密な住宅を設計しています。一方で気密や断熱などの性能に囚われすぎないことも意識しています。高気密高断熱の性能とバランスを取りながら デザインの良さを共存させていく事も住宅の心地よさを高める大切な要素と考えています。

光を活かす
どの方向から太陽が上がって、どの方向に沈むか・・・また季節の変化に応じて、光はどのような高さになるか?土地を訪れた時にいつも確認をします。太陽の光は暖かな恵みにもなれば、暑すぎたりすると快適性に影響を及ぼすデメリットにもなります。この家ではお昼時に太陽の光が壁面に1筋の帯を作るように設計しました。

土地を活かす
建物を作る事によって、その土地の魅力を最大限活かす事を心掛けています。その場所から見える風景や地形は「そこにしかない暮らし」を実現するための大切な要素です。
この敷地からは沖縄の南東方向の海が一望出来ます。都会から訪れた翌日、ゆっくりと登る朝日と刻一刻と変化する空と海をソファから眺められるようにしています。

外を楽しむ部屋
断熱等級6や7など断熱性能が高い家は少ないエネルギーで1年中快適な温度の家となります。Sデザインファームでは、その快適な室内に隣接して屋外の「外を楽しむ部屋」を設けています。僕らが設計したこのような家では、肌寒くてもすぐ隣に逃げ帰れる温かな室内空間があるので、お客様も高頻度で外の部屋を楽しんでいるようです。

光の変化を楽しむ終の棲家
周囲に建物が建て込んでいる土地だが、終の棲家として過ごせる家という要望を頂きました。唯一周囲の建物によって日が遮られない南側に高窓を計画し、天井高さ5mのダイニングキッチンを作りました。季節に応じて変化する光の帯が壁面やテーブル面を照らす事で日々の変化を感じる家となりました。

プライバシーと開放感の両立
周囲から見られないようにプライバシーを確保して欲しいが、海への眺望も確保したいという要望を頂きました。プール右側の壁を斜めに立ち上げプライバシーを確保し、斜め壁の先端からプールに水が流れ落ちるようにしました。リビングから眺めますと、海からプールに水が流れ落ちてくるような海を近くに感じる別荘としました。
鹿内 健さんの魅力
おおらかなお人柄の持ち主ですので、お話しやすい方です。コミュニケーションを大切にされ、何を大切にされているかを紐解きながら性能とデザインの整合を兼ね備えた空間づくりを得意とされています。


得意分野
お人柄のおおらかさが建物にも反映されています。建築家が得意としない性能面の可視化を心掛け、プランとともに構造や断熱性能を何度もシミュレートしながら決定していかれるので、納得感をもって進めてくことができます。
設計の進め方
2~3週間いただきヒアリング、土地調査の上プレゼンテーションを行います。契約に進めることになれば提案費用の30万円は設計料に充当されます。
標準的なスケジュールは設計6カ月、見積もり調整1~2ヵ月、工期6カ月の1年2ヵ月が目安です。


設計コスト
木造で坪単価130~140万円が平均です。
受賞歴
- 2024 名古屋モザイクDESIGN AWARD 2024入賞(アウトドアルームのある家)
- 2023 屋根のある建築作品コンテスト2023建築板金賞 優秀賞(村越邸)
- ArchDaily Building of the Year 2023 Nominate (村越邸)
- A Design Award & Competition2022-2023(村越邸)
- ASIA Design PRIZE 2023 金賞(村越邸)
- 2022 Luxury Lifestyle Awards 2022(Waterfall Villa)
- ARCHITECTURE MASTERPRIZE 2022(Waterfall Villa)
- 2ACCA 2022 Honourable Mention Projects(Waterfall Villa)
- 神奈川建築コンクール(扇垂木の家)
- 2020 グッドデザイン賞(奈良市創業支援施設 BONCHI)
- 2020 グッドデザイン賞(フロール元住吉)
- 2019 ウッドシティTOKYO建築賞・奨励賞(松濤ラナイ)
- 2019 グッドデザイン賞(ルーフトップシェアハウス・共同設計 オンデザインパートナーズ)
- 2019 奈良市創業支援施設機能強化整備及び同施設を拠点とした創業支援事業業務委託公募型プロポーザル(最優秀賞)
- 2015 2A Asia Architecture Award 2015 shortlist(市松模様の家)
- 2015 住まいの環境デザイン・アワード2015入賞(バスキッチンの家)
- 2014 油津・多世代交流モール整備工事設計競技 優秀賞(78案中2位)
- 2014 十日町市・市民活動センター実施設計業務プロポーザル入選(64案中上位6選)
- 2014 千葉県建築文化賞奨励賞(バスキッチンの家)
- 2013 住宅セレクションVol.4「かしこい家」入賞(バスキッチンの家)
- 2013 2013年度グッドデザイン賞(バスキッチンの家)
- 2013 第4回建築コンクール優秀賞(バスキッチンの家)
- 2011 上州富岡駅舎設計提案競技 佳作 359案中上位7選
- 2011 生方記念文庫プロポーザル 159案中上位19選
- 2011 軽井沢緑の景観賞 優秀賞(Sundial house)
- 2010 ディスプレイデザイン賞 入賞(六本木農園)
- 2008 グッドデザイン賞(ムシェット夏の家)
- 2006 9坪ハウスコンペ2006 審査員特別賞
- 2003 アムスインターナショナルコンペ 審査員特別賞
- 2001 青森市北国型集合住宅国際設計競技 審査員特別賞(小林研究室にて恊働設計)
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。
<ご案内できること(一例)>
◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか
設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等
建築コスト 平均的な坪単価・設計料等
〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介
今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅
その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。
すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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