都留 理子

都留 理子

Turu Rico

建築の考え方

快適で美しく機能的な住宅を実現するため、検討に検討を重ねます。
でも、できあがった住宅は設計者のそのような努力が跡形もなく消え、気持のよさだけが残る空間であってほしいと思います。

機能や目的が目につくことなく「ただそこにいて何でもない時間を過ごしたい」と思える。そのような空間を目指しています。

都留理子Turu Rico
一級建築士(No.280252)

1971年 福岡県生まれ。
九州大学工学部建築学科卒。
青木淳建築計画事務所、シーラカンスアンドアソシエイツを経て、1998年都留理子建築設計スタジオを設立。
日本大学非常勤講師(2017年〜)

メッセージ

住宅の設計は施主が望む生活のありかたと敷地がもつポテンシャル、この2つを自然に関係づけることのできる形を探す作業だと思います。
施主も私たちもぴたりと納得できて、その後の新しい生活の可能性が広がるような住宅を一緒につくっていきたいと考えています。

ニュートラルでのびやかな空間を実現します

家は20年、30年と長い時間を過ごすことになる場所です。
だから、さまざまな生活の変化に対応できる柔軟さと、いつまでも魅力を感じることができるニュートラルな美しさを備えていることが大切だと考えます。

そのために、素材と素材の相性や接合部分、物のあり方、家自体の建ち方を丁寧に検証し、隅々まで端正な佇まいになるようにデザインします。

中と外、あちら側とこちら側。親密な関係性を生み出す開口部

住まいにとって開口部は、外部との接点であり、関係性を生み出すものです。

どこにどのような大きさ・高さで開口部を設けるべきか。
周辺環境、方角、隣地の状況などをふまえ計画します。

また、この考え方は家の内部においても成り立ちます。
切り取ることで「あちら側」を親密な存在として感じることができる。そんな開口部を実現します。

状況や気分に応じて居場所を選ぶことができる、おおらかな住まい。

住まいには、適度に多様な場所があちこちにあったほうが楽しいものです。そのために、光の入り方や開口部、天井の高さの違いといった複合的な視点から、多様な居場所をつくり出します。

どこよりも長い時間を過ごす住まいですから、さまざまな楽しみ方、時間の過ごし方ができるよう、敷地・容積全体を使って工夫します。

一体感が楽しいリビング、キッチン、テラス

人を呼ぶのが好きなので、友人たちが訪れてきたときに楽しめるように、リビング、ダイニング、キッチン、中庭が一体的に感じられるようなスペースにしたい。特にキッチンは、料理している人も同じ空間にいるようにしてほしいとの要望でした。

正方形プランの一角を、室内と視覚的に一体的な中庭としています。ステンレスのキッチンカウンターは4.5mの長さ、途中からダイニングテーブルとして使う形式となっており、調理と食事の連続性を強調する存在です。

眺望を生かした家

高台にあり、素晴らしい眺望が期待できる敷地です。
設計にあたっては、高所作業車を使ってそれぞれの階ごとに眺望を調査しました。

その結果をもとに、眺望に合わせて住まいのプランニングを行いました。どこにいても眺望を楽しむことができる家となっています。

独立型でちょっとした軽食も摂れる居心地の良いキッチンは、白いレンガが眺望をより引き立てます。
書斎のデスクからも絶景を楽しめます。

アウトドアリビング、庭との親密な関係を生み出す豊かな住まい

アウトドアリビングとしてくつろげる広いテラス、及び季節を感じられるシンボルツリーが植えられた中庭が施主の希望でした。

リビングは屋根勾配を生かした勾配天井としており、テラスに向かって視線が導かれます。

3枚引きの大引き戸を全て開放すると、テラスとリビングは一体的になります。ダイニングテーブルからは、中庭とヒメシャラ、さらにその向こうのテラスまで視線が通ります。

都留 理子さんの魅力

「誰かにプレゼントを贈る気持ちで設計する」ことを大切にされておられます。

住宅の表層的な要望だけではなく、ライフスタイルや好きな映画、本などその家族について深くヒアリングをなさいます。

作風としてはシンプルですが、その匙加減は施主の話を聞きながら一緒に作っていく姿勢で設計なさいます。

得意分野

敷地の景観をうまく取り込んだ開口の取り方に高いセンスをお持ちです。

実際に依頼するお客様は「窓の取り方が素敵だったから」というお声も聞かれます。

女性であり母でもある為、施主の奥様も話しやすい傾向があり、室内のご提案は女性目線で使い勝手を考えてくださいます。

設計の進め方

ヒアリング、事務所兼自宅をご案内し空間見学を行われます。

その後、意志を固められたらご契約となります。

スケジュールは1年3カ月が目安です。

設計コスト

木造住宅の場合、坪単価120万円~が目安です。

都留 理子さんに依頼したお客様の声

空との接点をもつ家

受賞歴

こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。

<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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