八島正年・夕子

八島正年・夕子

Yashima Masatoshi&Yuko

建築の考え方

家をつくるということは、住む人のこれからの生活をつくっていくことでもあると考えています。

その空間にいるだけで、生活がより豊かに感じられる住まいを提案していきたいと思います。

八島正年・夕子Yashima Masatoshi&Yuko


八島正年 一級建築士(No.276534)
1968年 福岡県生まれ。
東京藝術大学美術学部建築科卒業。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
株式会社竹中工務店を経て、1998年八島正年+高瀬夕子建築設計事務所共同設立。2002年に八島建築設計事務所に改称。
現在、東京藝術大学、神奈川大学非常勤講師。

八島夕子
1971年 神奈川県生まれ。
多摩美術大学美術学部建築科卒業。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
1998年に八島正年+高瀬夕子建築設計事務所共同設立。2002年に八島建築設計事務所に改称。
共立女子大学非常勤講師。

メッセージ

住宅の設計では、時代に流されることなく、日々の生活をより豊かに気持ちよく包み込むような空間が必要と思います。

色・光・素材・スケール・・・考えることはたくさんありますが、家をつくるという人生において大事な作業に関わることが出来ることをわたしたちもとても楽しみにしています。

「普遍的であること」

多くの人の目や手に触れられながら長い年月の間、街に存在する建築は、品のある佇まいであり、自然と街に溶け込んでいる建物であってほしいと考えています。

住宅を設計するときには、家族が世代を超えて共に生きていくということを思いながら、使い勝手がよく、時を経ても飽きることないものであることを大切にしています。

「機能的であること」

建物を設計するためには身体や動作寸法を常に意識し、同時に使い手の動きや日常のシーンの積み重ねを出来るだけ多く思い描くことが大切です。

住宅ならば特にそのイメージが設計に反映されるべきです。
そうすることで「本当に必要なことは何か?」という根本的な軸がぶれることなく、建築が単なる理論や造形の遊びで終わらない、素直で実体のある確かなものになると信じています。

「美しくあること」

私たちは数値で表せない「人の感覚」をとても大事にしています。
空間は、それを感じる人の感情へも影響があると思うからです。

光と陰影の密度や空気の流れ、素材のもつ色や質感、季節ごとの匂い……あるがままの日常を建築によって少しだけ秩序づけすることができれば、私たちの日常はそんな当たり前のことに気づくことで、より豊かなものになると思います。

辻堂の家

施主はそれまで長い年月を家族とともに暮らしてきた2階建ての母屋を子世帯に譲り、新たに夫婦二人のための終の棲家(平屋)を同じ敷地内に建てたいというご要望でした。

建物の佇まいや緑化等の周辺環境との調和、同敷地内に暮らす子世帯との心地よい距離感を大切に考えて設計を行いました。

リビング北側には幅約5mが全開になるような掃き出し窓を設け、母屋へと続く中庭に開きながら、室内は緩やかに全体がつながるように計画しています。

野尻湖の小さな家

神奈川県葉山町で住宅の設計を依頼された施主から、同時に「人間力」を回復するための別荘を作って欲しいとの要望をいただきました。

国定公園内ということもあり、緑の保全と環境維持のため、建坪が5m×5mという小さな家となりました。

その中に家族4人が湖畔で休暇を過ごすための拠点となる最低限の機能(キッチン、食堂、小屋裏、シャワー等)がコンパクトに収められています。

武蔵野の家

森の中のカフェのように庭へ続くリビングが欲しいという施主からの要望で、南庭と一体となったリビングが暮らしの中心となるように設計しました。

玄関を通り抜けるとまず目にする南面は、一面開口となっており、中庭の白い壁から拡散した光と天窓から差し込む光が合わさり、奥深い空間に様々な変化を与えます。

庭は大谷石を敷き詰めたテラスとベンチ、周囲には四季の移り変わりを楽しめるように樹木を配置しました。

八島正年・夕子さんの魅力

軒を出したり、天井の高さをぐっと抑えるなどの手法で陰影感と奥行きのある美しい空間を生み出されます。

素材感を大切にされており、RC造であっても質感を出したり、ガルバリウムを使っても手折りのものを使用してどこか「手」が感じられる仕上げをなさいます。
人当りは柔らかくお話しやすい方です。

得意分野

素材感、質感を大切にした心地の良い空間を得意とされ、地域に配慮した見せ方をすることをコンセプトになさっています。

RC造でも単純な打ち放しではなく、「こたたき」にしたり、石やしっくいなどの素材感の活きる材料を用いられることが多いです。

経年美化する本質的な空間を設計なさいます。
構造設計家が事務所内にいらっしゃるので、初期段階から構造を含めた検討をしてくださいます。

設計の進め方

相談の上、前向きであれば設計契約となります。

契約後はかなりの数のご提案をなさいますが事前は提案しないと伺っています。
(土地相談等は契約前でも対応しているとのこと)

スケジュールは1年6ヶ月が目安です。

設計コスト

木造住宅の場合、坪単価160万円~が目安です。

八島正年・夕子さんに依頼したお客様の声

暮らしに馴染む設え

プライバシーと開放感を両立させた平屋

受賞歴

  • 2014年 日本建築学会作品選集2014 牛久の家
  • 2001年 日本建築士会連合会作品賞 ファンタジアの家2
  • 1995年 東京芸術大学より吉田奨学金授与 タケに関するスケッチノート
  • 1991年 東京芸術大学より安宅賞受賞
  • 1990年 サーフ90海の家設計競技一等
こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
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<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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