伊原 孝則

伊原 孝則

Ihara Takanori

建築の考え方

住宅は施主の夢をかたちにしたものであると同時に、そこに住む人にとっていくつかの大切な考え方を含んだものだと考えています。

・周辺環境との関係
隣近所、プライバシー、日当り、風通しなど健康や安全性、生活に関わる周辺環境との関係を考える。

・オープンでフレキシブル
住む人々の成長や家族形態の変化、社会状況の多様化に対応できるように、できるだけオープンな空間をフレキシブルに扱えるような考え方。

・住み手の夢
住む人の見る夢を実現化することはもちろん、その家で長い間住み続け、夢を見続けられるための考え方。

伊原 孝則Ihara Takanori


1965年 大阪府生まれ。
関東学院大学卒。
岡部憲明アーキテクチャーネットワークを経て、IA+Dを設立。
その後、flow一級建築士事務所に改称。
2009年、株式会社ファーイースト・デザイン・ラボ(FEDL)に改称。
趣味は読書・旅行、サーフィン。

メッセージ

施主との対話を重ねることによって、他のどこにもないその家族のための住宅ができると思っています。

また新しくできる家とそこに関わる人々が、そこにしかない関係を維持できればその住宅は長い間、住み続けることができるとも考えています。

さまざまなシーンに合わせた居場所がある大らかな空間

建物のボリュームを立体的に使った大らかな空間。

一見シンプルな構成でも、用途や気分に合ったコーナーができるように、部屋同士の関係、庭へのつながり方、周辺環境への開き方を考え、視線の抜けや室内を移動することで変わる景色を取り込むことで、限られた空間のなかでも用途や気分によって多元的に使うことができるように考えています。

変化する時を豊かに感じられる光のコントロール

一日の移り変わりやその日の天候を自然光の変化で感じることは都市の中にあっても自然のなかでも重要だと思っています。

そして人口照明の計画では、昼間とは違う夕暮れ以降の室内での暮らしを演出してリラックスする時間を過ごせるように。

光をコントロールすることは大らかな空間にメリハリや居場所を作り出す重要な設計要素です。

ライフスタイルを抽出して建物に定着させることで現れるカタチ

クライアントと一緒に課題に対してどういう態度で臨むのかを考えていくような住宅づくりをしています。したがって設計の初期では家の全体像はまだ見えてきません。

基本設計の間、そこに暮らす人の生活の中でのこだわりや何を気持ち良いと思うかなど、その人ならではの個別の要素を抽出して建物に定着させていくように設計しています。

ですから、もし仮に全く同じ土地に違うクライアントからの依頼で設計したとしても、完成する家はまったく違うものになると思います。

家を外に開く・閉じる、どちらの場合でも内部空間を豊かに

建て込んでいる住宅街、しかも幹線道路沿いの騒音が日常的という条件下では、外との関係はどうしても閉じざるを得ない敷地での設計。それでも内部はダイナミックな空間と、暮らしの中で時間の経過を感じられるような開口で閉塞感のない設計をご提案。

逆に、思い切り外に開いた家の場合では、室内からの風景が単調にならないよう、場所によって窓からの景色が変わり飽きずに過ごせる造園計画と一体になった設計をご提案しました。

設備に頼らず過ごせる日を増やすための適正な温熱環境を設計する

太陽の光をコンクリートの床に蓄熱したり、通風により北側からの涼しい空気を引っ張ったりなど、太陽光や自然換気などによる温熱環境のコントロールと適切な設備設計とを併用することで中間期をなるべく気持ちよくすごせるような提案しています。

温度の感じ方、アレルギーの有無や敷地環境など個別の条件に合わせ、全体計画の中で最適な温熱環境をご提案をしています。

二世帯住宅、親世帯の玄関土間を開き、楽しくお互いの見守りを

完全分離型の二世帯住宅を選択したご家族にとって、改まって訪問しないと顔が見えないのはかえって不便なことも。

1階親世帯のリビングから繋がる玄関土間を2世帯共有のスペースに開いておくプランをご提案したところ、お孫さんが学校から帰ってくる時に気軽に話をしたり、通りがかりにご飯の差し入れをしたりしながら気軽な見守り型の世帯間の交流ができている

伊原 孝則さんの魅力

ヒアリングの中で施主の好みや要望を紐解きながらご提案を行ってくださいます。

伊原さんだけでなく、奥さまがインテリアコーディネータとしても入り、スタッフも一緒に「チーム」として取り組む環境を作っておられる為、まだ思いの固まらない方にとっても気負いなくお話ができる環境となります。

得意分野

シンプルモダンな雰囲気を得意とされます。

全体としては明るく、軽快な建物を多く手掛けておられます。

コストのコントロールについて相談しやすい方です。

設計の進め方

相談後プラン提案を行い、お互いが安心して進められると判断してから契約となります。

スケジュールは1年2ヵ月の平均的なスケジュールです。

設計コスト

木造で坪単価平均120万円~が目安です。

受賞歴

こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
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<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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