蘆田暢人

蘆田暢人

Ashida Masato

建築の考え方

私たちが住宅の設計に取り組む際に心がけていることは以下のことです。
 ・周辺環境に呼応する居場所をつくる
 ・家族の個性を空間化する
家がおかれる環境に呼応することで、長持ちする建物をつくり、快適な居場所を生み出すことができます。
そして、家づくりとは家族の個性を空間に翻訳することだと思っています。私たちのデザインの力とお住まいになるご家族の個性が掛け合わされて、唯一無二の家が生まれる瞬間に立ち会いたいと思っています。

蘆田暢人Ashida Masato
一級建築士(No.324663)

1975年 京都府生まれ。
京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。
内藤廣建築設計事務所(設計チーフ、取締役設計室長を歴任)を経て、
2012年株式会社蘆田暢人建築設計事務所設立。同年、株式会社ENERGY MEET設立。
2018年株式会社 Future Research Instituteを設立。
千葉大学非常勤講師。
趣味は映画鑑賞。

メッセージ

家をつくると言うことは、ご家族の現在や未来について、じっくりと話しあう機会でもあります。新しい家を思い描くことで、家族の形が見えてきます。その思い描く時間こそがとても大切な時間だと思っています。
私たちは、できあがる家そのものを設計するだけでなく、かけがえのない家づくりのひとときを、楽しく、濃密に過ごしていただくお手伝いをしたいと考えています。
ぜひご一緒に家づくりの時間を楽しみましょう。

自由な発想から生まれるデザイン

私たちは、敷地の条件やお施主様からのご要望に応えるために、自由な発想で建築を創り上げていくことを得意としています。

難しい条件に対しても粘り強く最適解を導き、そこから生まれる唯一無二の価値を作り出したいと思っています。

この住宅では、厳しい高さ制限の中、どうしても屋上にペントハウスが欲しいというご要望に対して、日影と室内天井高さのシミュレーションを繰り返して法規制を満たす屋根の形状を導き出しました。

木の温かさを活かしたデザイン

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、すべての種類の建物に対して、どのタイプの設計も得意としていますが、戸建住宅では、規模やコストに配慮して木造で設計することが多いです。

木造の場合は、敷地や規模などの条件にもよりますが、木のフレーム(柱や梁)をそのまま見せて、木の柔らかさや温もりのある空間をご提案することもできます。

敷地に最適化するデザイン

条件のよい平らな敷地だけでなく、急傾斜地や変形敷地など、あらゆる敷地条件に対して最適な建築を生み出すことを心がけています。

この住宅は、急傾斜地の敷地に、急傾斜地ならではの素晴らしい眺望を得るために、風で揺れないように建物をコンクリートでつくりました。

急傾斜地でのコンクリート造の建物は施工が難しいのですが、施工の困難さを解決するための建物形状を考案し、実現しました。

広がり感を生み出すために掘り込んだダイニング

空間を広く感じたいというご要望に対して、キッチン・ダイニングやリビングの床を他のスペースから40cm掘り込んでつくることを提案しました。

キッチンやダイニングテーブルなどヴォリュームがあり、存在感を主張しがちなものを低く抑えることで空間に広がりと開放感が生まれます。

リビングは床よりも低く、仕上げをカーペットにすることで、床にそのまま座ったり、寝そべることもできるくつろぎの場所が生まれました。

開放感のある全開口サッシ

風景を楽しみ、テラスと一体となったリビングが欲しいというご要望に対して、完全に開放することのできる、大きな引き戸のサッシをデザインしました。

縦の方立も全て無くしたため、完全にオープンなリビングとなっています。

ドアやサッシなども既製品を利用するだけにとどまらず、自由に考え、設計し、実現することも数多く行っています。

キッチンと一体化した不定形なダイニングテーブル

ほとんどの場合、キッチンカウンターをオーダーでデザインしています。
その際に、キッチンカウンターだけでなく、ダイニングテーブルも合わせてデザインすることをご提案しています。

どのような形のテーブルをどこに置くかということは、動線と効率的なスペースの活用に関わります。

この住宅では、カウンターと一体となった不定形なダイニングテーブルを動線や家族の皆さん、お客さんが座る場所を考えてデザインしました。

蘆田暢人さんの魅力

ウィットに富んだ会話で、どんな方に対してもフラットにお話をなさるので安心感を得られます。
一度お会いするとファンになるお客様も多いです。

コミュニケーション力が高く、何を求められているかを察知する力をお持ちです。
お客様との信頼関係をスムーズに構築なさいます。

得意分野

「できません」と言わないことをモットーとされ、粘り強くプロセスを楽しんでおられるご様子を拝見しています。
施主の希望ができるだけ叶う方法を探究してくださいます。

また、設計だけにとどまらず、地球環境をワールドワイドに展開していく会社を立ち上げ運営なさっています。

設計の進め方

まずしっかりお話を伺い、その後ベストのものを1つを提案なさいます。
それをお断りする場合は10万円お支払いとなりますが、今までお断りされたことはないと伺っています。

方向性の合意が得られたら設計契約となり、その後提案プランを肉付けをなさるスタイルが多いそうです。

設計コスト

木造住宅の場合、坪単価120万円前後が目安です。

受賞歴

  • 2020 ASIA DESIGN PRIZE(ryugon)
  • 2019 WARMING HUTS COMPETITION (Canada) winner(Forest Village)
  • 2019 Best of Houzz 2019(陰の住居)
  • 2018 神戸市税関前歩道橋設計協議 次点(パシフィックコンサルタンツ㈱と協働)
  • 2018 神奈川建築コンクール優秀賞・日本建築学会関東支部神奈川支所賞(キールハウス)
  • 2018 日本建築士会連合会 まちづくり賞 奨励賞(松之山温泉景観整備計画)
  • 2018 グッドデザイン賞(ENERGY Gift)
  • 2017 グッドデザイン賞(松之山温泉景観整備計画)
  • 2017 日本都市計画家協会賞 優秀まちづくり賞(松之山温泉景観整備計画)
  • 2017 小菅村タイニーハウスデザインコンテスト 特別賞(益山詠夢、オオニシタクヤと協働)
  • 2016 第2回これからの建築士賞
  • 2014 長崎駅舎・駅前広場デザインプロポーザル 3等
  • 2000 第7回空間デザイン・コンペティション「21世紀のアトリウム」金賞
こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。

<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
お気軽にご相談ください。