岸本 和彦

岸本 和彦

Kazuhiko Kishimoto

建築の考え方

せっかく唯一無二の家を計画するのですから、出来れば「規模」や「設備」といった物差しではなく、別の価値基準を考えませんか。

雰囲気や、親子の関係、わくわくする冒険心だったりするものは、言葉ではなかなか表現出来ませんから、私が代弁者となって、その言葉にならないものを空間化していくのです。

岸本和彦Kazuhiko Kishimoto
一級建築士(No.254497)

1968年 鳥取県生まれ。
早稲田大学理工学術院創造理工学研究科建築学科修了。
1998年にアトリエチンク建築研究所を設立。その後、acaa建築研究所に改称。
東海大学、東京デザイナー学院非常勤講師。
趣味は読書・音楽鑑賞・ジョギング。

メッセージ

一般的に、どうしても既成概念を基準にした要望が多くなりがちです。

例えば部屋の数や広さ、南向きの窓などは多ければ多いほど、いい家と思われています。
しかし、そこから脱却する勇気を持って頂ければ、我々はもっと素晴らしい住宅を設計出来ます。

それから、人のスケールを考えてみませんか?人が居る場所として、もっとも適切と思われる空間スケールをきちんと計画することと、それらが季節や時間、TPOに応じて「選び取れる」仕組みを作り上げる事が大切です。

ここで何々をします、ではなくて、何ができるだろう、といった計画。その答えは住み始めたクライアントが生活の中に発見するはずです。

最後に、子供と居ると狭い空間の必要性を強く感じる事が多いです。暗い場所もしかり。広さと狭さ、明るさと暗さがバランス良く同居した家が、子育てには必要です。

自然の地形に住むような立体構成

僅かな段差から半階のスキップフロアーまで、様々に立体構成を行うことによって、里山や谷、丘といった自然の中に発見されるような風景を住居内に生みだし、例えば椅子やソファーが無くてもひとが自然と座ってしまい、そこで勉強したり仕事をしたり、またはご飯を食べたり昼寝をしたりといった行為が生み出される空間を創り出します。

部屋という単位で家族の行為を考える従来の間取りとは大きく異なる自由を感じて頂けることでしょう。

視線の抜けと空間の分節をコントロール

視線が抜ける広い空間は人気がありますが、それだけでは家族はその空間に住めません。適度に空間を分節して適切なスケールを生み出すことによる安心感が住居には必要だからです。

個室は必要最小限に止めてコンパクトで視線が届きにくい場所をより沢山つくりましょう。

そうすれば家族はそのどこかに必ず場所を発見して、例えば子供は成長に伴って移動し自由に場所を選び取ることでしょう。

コンパクトな場所と広がり感の共存

人は時に病気になります。その時に家は家族を守る庇護性のある場所でなければなりません。

嬉しいとき人はより開放的な場所で過ごしたいものです。
その時に家は眺望性のある場所であることが適切でしょう。
そしてそれら出来事は繰り返され月日を重ねてゆきます。

家はそれを受け止めなければなりません。
庇護性と眺望性の共存した家は、世代を超えて物語を醸造し生き続けることでしょう。

ダイニングの近くで邪魔されず仕事したいのです。

はい、つくりました。とっておきの作り付けベンチと本棚です。しかもここからは風景が抜群です。

敷地条件に応じて、適切な開口部を設け、必ずそこに座りたいと思える場所をつくります。

そこは仕事だけでなく、ご飯を食べたり子供たちの勉強の場であったり、奥さんが日中ゆっくりとお茶を飲む場所であってもよいのです。

大切なことはこの場所をつくるために、2畳というスペースがあれば十分であったということです。

1階の庭から 2階のテラス経由で屋上まで行きたいのです。

まさしく立体庭ということですね。
庭からポーチを経て2階を経由してそのまま屋上まで上がれる外部階段をデザインしました。

大切なことは誰もが思い描く外部階段ではだめということで、樹木のある庭を絡めつつ、冬にはひなたぼっこをしたり、夏は木陰で休憩したりといった行為が生まれる、座ることが出来そうなゆったりとした階段でなければなりません。

普段の生活からもっと自然を感じたいのです。

ここは日本です。まして関東エリアでしたら従来通りの日本の家屋に倣い、生活そのものをもっと外部へ依存してよいのです。

はい、縁側を通ってしか辿り着けないお風呂や洗面、寝室や子供の居場所などがその適切な回答でしょう。

外部環境に依存出来ない都市部でも大丈夫。縁側が中庭に面していれば安心して全開放でお風呂に入れます!雪でも降れば縁側は絶好の鑑賞の場となりますよ。

岸本 和彦さんの魅力

崖地など、高低差の敷地を読み込み、段差や縁側などを取り入れ、あらゆる場所に「居場所」をつくる視点で設計を行う能力の高い建築家です。

また、細部にわたって時間をかけて施主と共通認識を育んでいかれるため、施主が納得して家づくりを進めることができます。

得意分野

崖地など、高低差のある敷地の計画を得意とされます。

お考えをお伺いした際に「座るためにソファを購入しても置いてるだけで機能していないケースも多い。”いつの間にか座っちゃった”となるように、段差を設けて、床に座る、段差に座るなど「自然な行為」が発生する仕掛けを家の中につくる」とおっしゃっておられました。

設計の進め方

ご相談後、土地が確定していれば先に設計契約を行われます。

スケジュールは1年6カ月が目安です。

設計コスト

受賞歴

  • 2020年 第13回建築九州賞奨励賞「森と空へ」
  • 2020年 福岡県美しいまちづくり建築賞2019入選「森と空へ」
  • 2019年 第63回神奈川建築コンクール優秀賞「逗子の家」
  • 2019年 平成30年度関東甲信越建築士会ブロック会優良建築物表彰受賞「地形の残像」
  • 2018年 第62回神奈川建築コンクール優秀賞「地形の残像」
  • 2018年 JIA優秀建築賞2017入選「Nesting in the Earth」
  • 2018年 第38回日本建築学会東北建築賞作品賞「余白の杜」
  • 2017年 第10回記念JIA東北住宅大賞2016優秀賞「余白の杜」
  • 2016年 日本建築学会作品選集2017入選「CASAさかのうえ」「ソラニタツイエ」
  • 2016年 JIA東海住宅建築賞入選「Nesting in the Sky」
  • 2015年 第47回中部建築賞「Nesting in the Sky」
  • 2015年 2A Asia Architecture Award Residencial category 3rd prize「CASAさかのうえ」
  • 2015年 2015神奈川建築コンクール優秀賞「余白の杜~茅ヶ崎~」
  • 2015年 日本建築家協会優秀建築選2015入選「Nesting in the Sky」
  • 2014年 The International Architecture Award 入賞「CASAさかのうえ」
  • 2014年 2014神奈川建築コンクール入賞「CASAさかのうえ」
  • 2014年 日本建築士会連合会賞 奨励賞受賞「CASAさかのうえ」
  • 2014年 東京建築士会住宅建築賞 受賞「House-H ~黒いクレバス~」
  • 2014年 Architizer A+ Awardsthe Architecture +Living Small部門 入賞「CASAさかのうえ」
  • 2013年 Modern Living大賞「Wind-dyed House」
  • 2013年 平成25年度北上市景観賞 受賞「余白の杜」
  • 2013年 Architizer A+ Awardsthe Architecture +Living Small部門 入賞「ソラニタツイエ」
  • 2012年 Modern Living大賞「SORANOEN」
  • 2012年 PERSPECTHIVE AWARD 2012 Residential部門 入賞 「Wind-dyed House」
  • 2012年 日本建築家協会優秀建築選2012入選 「長良川の二世帯住宅」
  • 2012年 Detail Prize 2012finalist(25/589) 「Wind-dyed House」
  • 2012年 2012神奈川建築コンクール優秀賞受賞 「Wind-dyed House」「RSH:6」
  • 2012年 International Design Awards 2011Bronze賞 「Wind-dyed House」
  • 2010年 第42回中部建築賞受賞 「長良川の家」
  • 2010年 TEPCO快適住宅コンテスト2010 「RSH:6」
  • 2010年 日本建築家協会優秀建築選2010入選 「RSH:6」
  • 2009年 THE 30TH INAX DESIGN CONTEST入賞 「北鎌倉の家」
  • 2009年 日本建築家協会優秀建築選2009入選 「北鎌倉の家」
  • 2009年 20009神奈川建築コンクール優秀賞受賞 「北鎌倉の家」「富士見町の家」
  • 2009年 TEPCO快適住宅コンテスト2008最優秀賞受賞 「湯河原の家」
  • 2008年 川口市都市デザイン賞入賞 「TOKICHIRO」
  • 2007年 THE 27TH INAX DESIGN CONTEST入賞 「湯河原の家」
  • 2007年 日本建築家協会優秀建築選2007入選 「RSH:3」「RSH:4」「湯河原の家」
  • 2007年 2007神奈川建築コンクール優秀賞受賞 「湯河原の家」
  • 2006年 TEPCO快適住宅コンテスト2006入賞 「RSH:2」
  • 2006年 日本建築家協会優秀建築選2006入選 「chanomahouse」「鈴木荘」「RSH:2」
  • 2006年 長崎県木造住宅コンクール2006入賞 「H邸」
  • 2005年 日本建築家協会優秀建築選2005入選 「soranokatachi」
  • 2004年 2004山梨建築文化賞 文化奨励賞受賞 「RSH:1」
  • 2004年 2004神奈川建築コンクール奨励賞受賞 「風景のかたち」
  • 2002年 あかりフェスタ2002あかりのオブジェ展 入選 作品「勇気」
  • 2001年 南飛騨国際健康保養地 健康学習センター設計コンペ28選選出
  • 2001年 あかりフェスタ2001あかりのオブジェ展 GIFUクラフト大賞 作品「くるくるくらげ」
  • ポピュラー賞 同時受賞
  • 2000年 あかりフェスタ2000あかりのオブジェ展 入選 作品「蛍」
  • 2000年 Eco-Family House国際設計コンペ第3席入賞 作品「The House of the Wind The House of the Earth」
  • 1991年 TD(東海デザイン)賞受賞
  • JIA神奈川大学卒業設計コンクール 金賞受賞
こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
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<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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