空へつながる階段を抱く家

2015.09.25掲載

K様(千葉県市川市)

転勤生活を終え、定住する住まいを考えたKさんは依頼先を検討するため、2010年12月にザ・ハウスへ来店されました。依頼を受けたのは建築家・岸本和彦さん。

岸本さんはKさんのお好みであるルイス・バラガンのような色彩を取り込みつつ、要望であった「カフェのような非日常的な空間」と「家相・風水」の両面を叶えた住まいを提案します。

家の中心にある螺旋階段を介して1階から屋上の「空庭」へとつながる開放的な住まいをどのように楽しんでいらっしゃるのでしょうか。お聞きしてみましょう。

家を建てようと思った経緯は?

転勤が終わり定住できる見込みがたったため、本格的に活動することになりました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?

いいえ。当初、私たち夫婦のイメージする依頼先は異なっていました。私はせっかく家を建てるのだから、豊かな空間を求めて自由度の高い「建築家」。妻はデザイン重視というよりは、広さを獲得できることや、品質が安定しているなどの安心感から「ハウスメーカー」を希望していました。

建築家・岸本和彦さんにはどんなご希望を伝えたのですか?

私は「カフェのような非日常のスペースを設けたい」妻は「一般的な家相を取り入れ、デザイン重視ではない住みやすい家にしたい」という希望を伝えました。

実際に生活していかがでしょうか?

ほぼ満足しています。特に連続しながらも変化していく空間の豊かさと色使い(特に赤い階段)、四方を家に囲まれながらプライバシーが守られ開放的なところが気に入っています。

マイナス点として、建てた後に後悔しないよう出来るだけ設計図面をチェックしたつもりですが、一ヶ所どうしても明るさが足りない箇所があり、照明の追加工事を考えてます。

ザ・ハウスを利用しての感想は?

作品集を見て、2名の建築家と面談しました。設計に対する考え方が共感できることと、予算と住宅のボリュームのバランス検討した結果、岸本さんにお願いすることにしました。お願いして良かったと感じています。ザ・ハウスさんには、岸本さんに巡り合わせて下さったことに感謝しています。

岸本さん、工務店さん、造園家さんの皆さんが素晴らしいスペシャリストであったことに正直驚きました。というのも、私自身が仕事で現場監督をしていたこともあり、同じ設計でも工務店の熱意や技術力、設計とのコミュニケーションによって建物の出来栄えが変わってくることを理解していたからです。「我が家は運が良かったのかな」と思っています。

これから建築家と家を建てる方に一言

理想の家を建てるには予算がなければ建ちません。まずは資金繰りに目処をつけること、建築家の坪単価(通常の仕様)で要望する広さができるのかを確認することだと思います。

設計が進むにつれ、完成形のイメージがわき、施主側から要望を整理して伝えられるようになるのですが、初期の段階では「あれもこれも」となってしまうことが多く、理想と現実の狭間で苦しみます。最初の予算設定とは別に資金に余力を持たせておくことが重要だと思います。建築家とオーダーメイドで家を建てることは何も保証されておらず、理想の物が出来るとは限りません。

依頼先の大きな選択肢として、間取りや仕様を選択でき、品質の予測ができる「ハウスメーカー」とするか、すべてゼロから始めなければならず、完成形の予測がつかない「建築家と工務店」にお願いするかになります。建築家と家を建てたい方は、なぜリスクを負っても建築家に頼みたいのかを把握し、後悔のないように図面と向き合い、打合せを重ねながらいかに「家づくりを楽しめるか」だと思います。

本体価格

総工事費(税別)から、それぞれの敷地や建主の事情によって変動する解体工事、仮設工事、杭・地盤改良工事、引込工事、外構工事、冷暖房・空調工事、 その他建物本体に固定されていないものの工事を除いた金額。実際にかかる費用よりも坪当たり10~30万円ほど安く見積もられます。

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