高野 保光
Takano Yasumitsu
建築の考え方
住まい手や環境に合った遊び(文化)のある生き生きとしたバランスのよい住空間作りがモットーです。自由な心、アイデアを大切に、話し合いを重ねて図面・スケッチ・模型でとことん検討し、これからの生活のかたちを建主と共に作り上げていきます。
お互いが自立しながらも家族の気配が感じられる家、シンプルで自然な素材に包まれ家族の思い出を刻む心安らぐ空間をつくります。
高野保光Takano Yasumitsu
一級建築士(No.227352)
1956年 栃木県生まれ。
日本大学生産工学部建築工学科卒。
日本大学助手、設計事務所勤務を経て、1991年に遊空間設計室を設立。
日本大学生産工学部建築工学科非常勤講師(2011年〜)
趣味はテニス・スキー・スポーツ観戦。
家づくりの答えは一つではありません。
様々な可能性を求めて、元気の出る夢のある家づくりをしませんか。プロセスを大切に作り手や住み手の顔の見える心地良い家づくりを共に楽しみましょう。
季節の光や風を呼び込み、家族の心身に馴染む住まいづくり
中庭を通して刻々と変化する光や風の動き、四季の風景を室内に呼び込むことで、お住まいになっているご家族一人一人の心の中にまで豊かな緑の風景が写し込まれます。リビングの室内外は、雨戸、ガラスの框戸、障子でそれぞれ、仕切ったり全開放にしたりすることが出来、自然の情緒を映し出す穏やかな住まいになっています。
内外がつながる心地よい住まい
玄関に入ると土間空間が中庭を囲み、その先のリビングルームや和室と緩やかにつながっています。芦野石敷きの土間が連続する、南西の引き戸で仕切れるスペースは、丸テーブルと椅子が置かれています。急な来客を下足のまま通せる土間の応接の場所として、子供たちの遊び場として、奥様のお友達数人との談話室としても使われています。この家はどこにいても、必ず大小の窓を介して緑ある庭と繋がり、自然や時の流れを感じられるように設計されています。
人に近いスケールとナチュラルでシンプルな素材で住空間を構成し、家族と空間が響き合う、穏やかで遊びのある住まい
家全体が、ジャイアントファニチャーでできている、手触りのいい家具のような住まいです。道具や家具のようなスケールから建築のスケールまで混在しているような、立体的なワンルームのスペースのあちらこちらに、心地よいスケールの居場所が、散りばめられています。スキップフロアで構成された空間は、縦に横に斜めに視線や光や風が抜け、明暗の美しい小住宅になっています。ダイニングキッチンは、1.5階にあり、その床下は高さ1.4m弱の全面大収納スペースとして、家族の生活を支えています。
ケヤキ並木や中庭の緑を楽しむインナーバルコニーのある住まい
2階主寝室と繋がる南側には、内外をつなぐ中間領域として、屋根のある深岩石敷きのインナーバルコニーを設けています。物干しスペースとして利用したり、庇のある外の空間で読書や中庭の緑を眺めてのんびりと楽しむスペースを提案しています。雨の日でも、外に出ることが出来雨音や葉っぱに落ちる雫を眺めたり、夏の暑い日でも、庇が強い日差しを遮ってくれます。心地よく晴れた日だけではなく、雨の日や夏でも外で暮らすことができる豊かなスペースになりました。
コロナ禍でも活躍、玄関脇に設けたステンレスの丸い手洗い場のある住まい
外で遊んで帰ってきたお子様が、家に入る前に手を洗える場所が欲しいという、奥様のご要望から生まれた玄関脇に配した、ステンレスの丸くて可愛いコンパクトな手洗い器は、コロナ禍においても、大活躍。玄関は住まいの顔であり、いかにも「手洗い場」という感じが出ないように、ステンレスのニッチが壁に組み込まれているようにデザインした、玄関ドア脇のキュートなステンレスの手洗い器です。ここでは、表札・インターフォン・ポスト口、手洗い器を一箇所にまとめて、シンプルにまとめました。
事務所併用住宅の2階にいながら、一階事務所の気配がわかる工夫
事務所併用住宅の2階のリビングでくつろいでいる時も、1階にある事務所の来客の様子が、わかるよう事務所上部の2階の和室の床を他の床レベルより上げて、畳に座れる高さにした上で、ズレから生まれた床下のスリットにトーメイガラスをはめ込んで、一階に視線が抜けるようにしました。2階にいながらこの水平のスリット窓から一階の事務所の様子が確認できるようにして、安心して食事やお茶ができるように考えました。
高野 保光さんの魅力
洗練されていながらも、住みやすさを感じさせるデザインで、幅広い人に受け入れられる設計をなさいます。
住み始めてからじんわり気づき始める良さを住宅に取り入れられる建築家です。
得意分野
和モダンな住宅を多く手掛けておられ、庭・陰影感・質感に特徴があります。
庭(植栽)をどんな狭小住宅でも取り入れ、生活に自然を取り込むことを得意とされます。
設計の進め方
ご提案され、方向性が双方で合意できた段階で設計契約となります。
スケジュールは1年2カ月~1年半が目安です。
設計コスト
木造住宅の場合、坪単価160万円~が目安です。
受賞歴
- 1983年、1986年 新制作SD部新作家賞受賞
- 1992年 札幌国際デザイン賞入選
- 2003年 FOREST MORE 木の国日本の家デザインコンペ2003年 最優秀賞受賞
- 2004年 「まちなみ住宅」100選(社)日本建築士会連合会会長賞受賞
- 2005年 FOREST MORE 木の国日本の家デザインコンペ2005年 優秀賞受賞
- 2006年 第8回「あたたかな住空間デザインコンペ」コンペティション 暮らしデザイン部門 優秀賞受賞
- 2009年 住まいの環境デザイン・アワード2009 東京ガス特別賞受賞
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。
<ご案内できること(一例)>
◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか
設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等
建築コスト 平均的な坪単価・設計料等
〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介
今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅
その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。
すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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