デザインが叶えた快適な日常

2016.10.19掲載

H様（神奈川県横浜市）

新築

緑豊かな明るい家。漠然とした想いをもとに、言葉を紡ぎながら完成した家はＨさんの期待をはるかに超えるものでした。「優れたデザインは住宅性能の１つだと認識しました」とおっしゃるＨさんにお話を伺いました。

家を建てようと思った経緯は？

家族が楽しく過ごせる居住空間を得ることを常に考えていました。転勤や子どもが産まれたタイミングをきっかけに、具体的に家を建てる計画を進めることになりました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか？

そうです。家を建てるにあたっては要望がいくつかありましたので、それらの要望を可能な限り取り込んでもらえる手段として、建築家に依頼するのが最も適した方法だと考えていました。一般的なハウスメーカーの設計では、建物のデザインに満足できなかったことも大きいです。

建築家・今城敏明・由紀子さんにはどんなご希望を伝えたのですか？

居住空間のどの位置からも、緑を感じられる空間を要望しました。当初は緑あふれる山手の土地を探していましたが、夫婦ともに都心へ通う会社員のため、現実的には住宅地で土地を探すことになりました。緑に隣接した土地は見つかりませんでしたが、それであれば自分たちで植樹し、緑をふんだんに取り入れた明るい居住空間にしたいとお願いしました。

また、夫婦で料理をする機会が多いことから、キッチンは２人で作業するのに十分な作業スペースを確保すること、そしてそのキッチンに隣接して、家族が自然に集まることができるダイニングスペース中心の暮らしを希望しました。それから、楽器の演奏や音楽鑑賞が夫婦共通の趣味なので、音楽を楽しめる防音室も要望しました。

実際に生活していかがでしょうか？

私たちの漠然とした要望を期待以上の形にしていただけました。それだけなく、陽射しの入り方や照明設計、空調性能など、私たちが設計時に気付いていなかった「建物としての確かな性能」を実感しています。自分たちが気に入ったデザインの住まいで過ごすことがどれだけ快適かということを日々感じており、優れたデザインは住宅性能の１つであることを認識させられました。

ザ・ハウスを利用しての感想は？

まず、無数に存在する建築家の中で誰が信頼できるのか、私たちは確かな情報を持っていません。ザ・ハウスの審査基準により、信頼できる建築家の中からパートナーを選ぶことができるのは、依頼者としては確かな安心材料になりました。マッチングにあたっては、建築事例についてだけではなく、建築家の人柄、経歴、設計の進め方、事務所の規模や人員構成など、依頼者と建築家が上手くコミュニケーションを図れるかどうかを重視しているように感じました。これは実際に建築家と家づくりを進めるにあたって、とても重要なことだったと今も感じています。