自然エネルギーを活かせる家
M様(東京都新宿区)
いずれは実家に戻ろうと考えていたMさんの家づくりがスタートしたのは、お子さんの小学校入学時期、そして奥様の育児休暇明けのタイミングが近づいてきたことからでした。
増改築という制約のなかで自分達には想像もできないプロのデザインや工夫を求めてはじめから建築家に依頼しようと決めていたMさんは、ザ・ハウスに2005年1月にご来店されました。
Mさんが建築のお仕事に携わっていることもあり、明解なご要望をてきぱきとお話されたことが印象的だった、と建築家・並木秀浩さん。何度も打合せを重ねたことで、希望の多くが盛り込まれた家に大満足のMさんにお話を伺いました。
家を建てようと思った経緯は?
郊外の賃貸住宅に住んでおり、いずれは実家に戻るつもりでいました。
上の子供が小学校にあがる前に、ということと、妻の育児休暇があける一年前には家づくりをスタートさせたかったというのが、今回の実家の増改築をするタイミングになりました。
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?
増改築なのでプラン上の制約もあり、ハウスメーカーなどでは対応しきれないと考えていたことと、自分達には想像できないプロとしてのアイデアやデザインなどの工夫や提案もしてほしかったので、はじめから建築家に依頼しようと思っていました。
建築家・並木秀浩さんにはどんなご希望を伝えたのですか?
必要面積、部屋数、家族人数、将来のプラン可変など、基礎的な前提条件に加えて、熱環境的に快適で、エネルギー効率のよい箱の実現、などです。
実際に生活していかがでしょうか?
設計段階から、かなりの回数と時間(6、7ヶ月)をかけて並木さんとやりとりをして、こちらの希望もかなり伝えて実現しています。
また、設計の途中から、パッシブソーラー、オール電化の導入を決め、熱環境上の工夫を行っています。
概ね、希望通りですが、階高の高いリビング部分は、空気の抜けと空調の効きが悪く、1年後には天井付けのシーリングファンを取り付けました。
ザ・ハウスを利用しての感想は?
建築家を選定するにあたり、何人もの作品などを見ながら、自分の気に入った建築家を選べることは非常に良かったと思います。
これから建築家と家を建てる方に一言
自分の好みや家への想いをもって、1年以上かかる建築家とのやりとりなど、家づくりを楽しめる方には、是非、お勧めします。
データ
- 建設地
- 東京都新宿区
- 竣工日
- 2006年4月
- 設計
- 並木 秀浩
- 施工会社
- 高正建設(株)
- 構造
- 混構造
- 敷地面積
- 224.57平米(67.9坪)
- 種類
- リノベーション
本体価格
総工事費(税別)から、それぞれの敷地や建主の事情によって変動する解体工事、仮設工事、杭・地盤改良工事、引込工事、外構工事、冷暖房・空調工事、 その他建物本体に固定されていないものの工事を除いた金額。実際にかかる費用よりも坪当たり10~30万円ほど安く見積もられます。
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