新鮮さと懐かしさを持つ土間の家
H様(神奈川県川崎市)
2007年7月にザ・ハウスへと来店されたHさんご夫妻。
高層マンションに住んでいたというHさんは、地面恋しさからやはり自分の家を作ろうと考えたそうです。では、どうやって家を建てる?Hさんは迷わず建築家との家づくりを選ばれました。
オリジナリティあふれる家づくりのパートナーとして選ばれたのは建築家・荒木 毅さん。荒木さんはHさんの要望を取り入れつつも、快適で拡がりを感じる家を実現されました。
さて、どんな家づくりだったのでしょう。お話を伺いました。
家を建てようと思った経緯は?
もともとは高層マンションに住んでいました。
ですが、だんだんと地面が恋しく?なり、戸建の家に住もう!と思い始めました。
それがきっかけです。
せっかく戸建に住むのであれば、自分たちに合う家に住みたいと思っていました。
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?
どうせなら、私たち家族ならではのオリジナリティにあふれた家を持ちたい!と考えました。
自分たちの希望や考えを反映させてもらいながら家をつくりたかったので、初めから建築家に依頼するつもりでいました。
建築家・荒木 毅さんにはどんなご希望を伝えたのですか?
荒木さんのこれまでの作品を見させて頂いて、その中で「土間」を作った家を多く拝見しました。
荒木さんのつくった「土間」に懐かしさを感じ、同時に新鮮さも感じ、使いやすさも感じ・・・。
まずは、そんな「土間」を作って欲しいと伝えました。
他にも屋根付きの車庫、ウッドデッキ…色々と。(笑)
実際に生活していかがでしょうか?
ウッドデッキと居間は段差がありません。
季節の良い時期は居間が外と繋がったような気がしてとても開放的です。
土間も色々と使い勝手が良く、これは作って正解でした。
ただ、もう少し収納スペース(クローゼット)を考えておけば良かったかなと思いました。
あと、郵便受けは外につけるべきだったかな・・・と。
早朝に新聞が郵便受けに入る音で目が覚めることがたまにあります。
ザ・ハウスを利用しての感想は?
“きちんとした”建築家の先生たちを数多く抱え、しかも無料で紹介してくれる!「なんてラッキー!」というのが私達の素直な感想です。
ザ・ハウスさんを利用させて頂いたお陰で荒木さんとも出会うことが出来ました。ありがとうございました
これから建築家と家を建てる方に一言
素人だから遠慮して意見を言わない。というのが一番ダメだと思います。
相手は玄人だから笑われて当然と思い、希望をどんどん言うべきだと思います。
素人と玄人の融合が「いい家」を設計する源となると思います。
ただ、妥協をしないと予算オーバーになるのでご注意を!
データ
- 建設地
- 神奈川県川崎市
- 竣工日
- 2008年9月
- 設計
- 荒木 毅
- 施工会社
- 株式会社司建築計画
- 構造
- 木造
- 敷地面積
- 100.44平米(30.4坪)
- 生活スタイル
- 単世帯住宅
- 撮影
- 冨田 治
- 種類
- 新築
本体価格
総工事費(税別)から、それぞれの敷地や建主の事情によって変動する解体工事、仮設工事、杭・地盤改良工事、引込工事、外構工事、冷暖房・空調工事、 その他建物本体に固定されていないものの工事を除いた金額。実際にかかる費用よりも坪当たり10~30万円ほど安く見積もられます。
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