大自然と一体になれる家
I様(長野県北佐久郡)
東京から軽井沢への移住を決め、理想の「自分らしい家」を実現するパートナーを探していたIさん。そんなIさんがザ・ハウスに来店されたのは2005年10月のことでした。
「子供たちがのびのびと成長できる環境」、「開放的で、健康的な家」、「二世代で暮すことに対応した家」。そんなIさんが思い描く「自分らしい家」を形にしたのは、建築家・山嵜雅雄さんでした。
新居の窓から見える自然から、日々、四季の移ろいを感じる時間。この時間はIさんにとってかけがえのないものになっているそうです。
「家をつくる過程もとても楽しかった」とおっしゃるIさんにお話を伺いました。
家を建てようと思った経緯は?
私たち夫婦はいつかは自分の家を持ちたいという思いがありました。
もともと都心に住んでいたのですが、子供たちが成長するにつれ、だんだんと「ゆとりある環境で子育てをしたい」と考えるようになり、子供たちがのびのびと過ごせる環境に移ることにしました。それが家を建てようと思ったきっかけです。
2年かけて探した結果、軽井沢で豊かな自然に囲まれた、理想に適う環境を見つけることができました。
その頃には、せっかくの機会なので中古住宅や建売住宅ではなく、「自分らしい家」を建てたいという思いが膨らんでいました。
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?
初めはハウスメーカーなども検討していましたが、決まった形の中から選ぶということに違和感がありました。いろいろ見てはみたのですが、「自分らしい家」のイメージには遠く、一から作れたらいいなと思うようになりました。
テイストや素材へのこだわりなど、設計の自由度が高い建築家に依頼しようと思い立ったのは、私達にとってはごく自然な流れだったような気がします。
建築家・山嵜雅雄さんにはどんなご希望を伝えたのですか?
今回の家づくりの目的は、都会の狭い環境からの脱出でもあったので、特に開放的なデザインにはこだわりたいと考えていました。
山嵜さんにはまず大きく二つ、「健康的で、かつ光や風が自然と家に注ぎ込むような空間にしたい」、そして「将来両親との同居にも対応できる広い家にして欲しい」とお願いしました。
その他にも「友人達を招いてバーベキューパーティーをしたい」、「憧れの薪ストーブを使いたい」など、軽井沢という立地だからこそ叶えたい要望もお伝えしました。
実際に生活していかがでしょうか?
実際に住んでお掃除をしてみると新居の広さを実感します。東京で暮らしていた時に比べると倍以上に広がった空間は、家族で集まるには団欒しやすく、とても快適です。
1階と2階にバスルームがあるのですが、それぞれ窓からの景色が違い、気分によって使い分けることが毎日の楽しみになっています。
庭に面した窓を眺めていると、ムササビや、リスなどの小動物が遊びに来てくれることがあります。そういった大自然や軽井沢の四季の移ろいを日々感じながら過ごす時間は、私達家族にとって、とてもかけがえのないものになっています。
ザ・ハウスを利用しての感想は?
たくさんの建築家の方々の中から、自分でピッタリな建築家を探すことはとても大変ですし、自分たちだけではできなかったことだと思います。ザ・ハウスさんが私達に合った建築家を数名に絞り込んでくれたので、とても選びやすかったです。
選ぶ際にも参考になる情報を教えて頂けたので、助かりました。
これから建築家と家を建てる方に一言
ハウスメーカーに頼むよりも明らかに透明性が高く、自分の納得できる家が建てられると思います。
建築家の場合、素材を自分で選ぶこともできますし、型にはまらない自由な家づくりができると思います。何より、家が作られていく過程がとても楽しかったので、本当に良い思い出になりました。
是非みなさんにも、一生の思い出に残るような楽しい家づくりをして欲しいと思います。
データ
- 建設地
- 長野県北佐久郡
- 竣工日
- 2007年3月
- 設計
- 山嵜 雅雄
- 施工会社
- 笹沢建設株式会社
- 構造
- 木造
- 敷地面積
- 1176.06平米(355.8坪)
- 生活スタイル
- 単世帯住宅
- 撮影
- 平井広行
- 種類
- 新築
本体価格
総工事費(税別)から、それぞれの敷地や建主の事情によって変動する解体工事、仮設工事、杭・地盤改良工事、引込工事、外構工事、冷暖房・空調工事、 その他建物本体に固定されていないものの工事を除いた金額。実際にかかる費用よりも坪当たり10~30万円ほど安く見積もられます。
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