デザインと機能性を兼ね備えた家

2015.09.25掲載

A様（埼玉県）

新築

建築家に家づくりを依頼する場合、そのデザイン力の高さから、建物の見た目の部分に意識が行きがちですが、Ａさんは当初から「見た目だけにこだわるのではなく、まず機能性を一番大事にしたい」とお考えでした。

そんなＡさんは、依頼先として建築家かハウスメーカーかで悩んだ末、個性的なデザインと計算し尽くされた機能性の両方を持つ家をつくるために、建築家に依頼する事を決意され、2008年７月にザ・ハウスへといらっしゃいました。

家族の一員になったような気持ちで設計に臨むという建築家・並木秀浩さんと、そんな並木さんを信頼して二人三脚で家づくりを進めて行ったＡさんのインタビューをじっくりとご覧ください。

家を建てようと思った経緯は？

以前から、いつかは一軒家が欲しいとは思っていました。
そんな折、長男が小学校へ入学するという事が良いキッカケとなり、いよいよ家を建てる決心をしました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか？

当初は、「建築家」に依頼するか「ハウスメーカー」で建てるかで悩んでいました。

しかし両者を検討していく内に、結論として、ハウスメーカーでは自分たちが思い描いているような、個性的な家を建てるのは難しいだろうという事になり、悩んだ末に思い切って建築家に依頼することに決めました。

建築家・並木秀浩さんにはどんなご希望を伝えたのですか？

まず一番最初に、大枠の要望として「見た目だけに重点を置くのではなく、機能性を一番に考えたい」と伝えたような気がします。

その上で、家事動線への配慮、風通しの良さ、土間収納のある家といった、ある程度具体的な要望をいくつか出して、それらに沿ったプランを考えてもらいました

実際に生活していかがでしょうか？

図らずも許可申請で時間を要した為、着工まで並木さんと綿密な打ち合わせをする事が出来ました。
その甲斐あってか、今のところ不便さや不自由を感じることが全くありません。

家の南側にある大開口の窓は、風通し、日当たりが良く、とても気持ちがいいので特に気に入っています。

ザ・ハウスを利用しての感想は？

一番印象に残っているのは、施主が聞き難い事を最初に話してくれた事です。
お金の事は勿論、建築家の人柄を教えて頂けたのが本当に助かりました。

私達は押しに弱いタイプなので、あまりズバッとものをおっしゃる方だと、自分の考えを飲み込んでしまいそうだったので・・・。

建築家と関わった事のない人間には、こういった細かな事を教えて下さるコーディネーターは必要だと思いました。ザ・ハウスさんには、感謝しています。

これから建築家と家を建てる方に一言

当初はただ漠然とかっこいい家が欲しいと思っていただけで、具体的なこだわりもなかった私達でしたが、建築家はアイディアの引き出しを沢山持っています。

一番必要な事を割り出し、順序立てて、芯がぶれないようにキチッと打ち合わせをして下さいます。

打ち合わせを重ねていく中で、満足のいく素敵な家がきっと出来ると思います。