丁度いい距離感のある家
T様(東京都板橋区)
竣工後間もなく海外転勤が決まり、いまだに一時帰国時に泊まるのみというTさん。
「この家が好きすぎて、人に貸す気になれないんです。
早く帰国して大好きなこの家に腰を据えて暮らしたい。」と語るTさんにお話を伺いました。
家を建てようと思った経緯は?
住宅展示場の前を車で通った際、妻がおもむろに「そろそろ家を建てるか・・・」
と呟いたのがきっかけです。
元々、子どもがある程度大きくなったタイミングで、家族が快適に過ごせる家を建てようと思っていました。 家を建てると決めた当初、3歳だった長男も今では6歳。さらにもう一人新しい家族も増えました。
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?
そうですね。
どうせ家を建てるなら、自分たちの想いを詰め込んだ家を造りたいという思いがあったので、当初から建築家に依頼しようと考えておりました。
建築家・森さん、川村さんにはどんなご希望を伝えたのですか?
本当にたくさんの希望をお伝えさせていただきましたが、特に挙げるとしたら、
・周りにマンションがあったため、上から見下ろされたとしても中が見えない等、プライバシーをしっかりと守れること。それでいて中に入ったら、開放感があること
・全ての家具や収納が造りつけられていて、何一つ足し引きする必要がないこと
・夫婦ともに面倒くさがりやなので、メンテナンスに手間がかからないこと
でしょうか。
実際に生活していかがでしょうか?
外部からは守られつつも、自然や周辺の気配は適度に感じられる丁度いい距離感がこの家にはあるんです。
一歩家の中に入ると、本当に家族だけのゆったりした時間が流れていて、非常に落ち着いて過ごすことができます。
家具や収納だけでなく照明にいたるまで、全てに自分たちの想いが詰まっているので、その一つ一つに愛着があり、大満足しています。
ザ・ハウスを利用しての感想は?
いきなり建築家さんの門を叩くのは非常に勇気がいることですし、実際にどの建築家さんに声をかけるべきなのか、知識がない方にはハードルが高いように思います。
ザ・ハウスさんのような専門家に仲介して頂くことで、自分たちに合った素敵な建築家さんに出会うことができました。
これから建築家と家を建てる方に一言
たとえ具体的なイメージが固まっていなかったとしても、伝え方が拙くても、しっかりと想いを伝えきることができれば、建築家さんがこちらの想いを汲み取って形にしてくれます。
全部自分たちで作ってやろうと意気込むのも結構ですが、頼るところは頼りながら形にしていくことで、結果として、より一層満足度の高い家が出来るのではないでしょうか。
データ
- 建設地
- 東京都板橋区
- 竣工日
- 2013年8月
- 設計
- 森清敏・川村奈津子
- 施工会社
- 渡邊技建株式会社
- 構造
- 混構造
- 敷地面積
- 293.82平米(88.9坪)
- 生活スタイル
- 単世帯住宅
- 撮影
- 矢野紀行
- 種類
- 新築
本体価格
総工事費(税別)から、それぞれの敷地や建主の事情によって変動する解体工事、仮設工事、杭・地盤改良工事、引込工事、外構工事、冷暖房・空調工事、 その他建物本体に固定されていないものの工事を除いた金額。実際にかかる費用よりも坪当たり10~30万円ほど安く見積もられます。
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