長谷川 順持

長谷川 順持

Hasegawa Junji

建築の考え方

住宅デザインにおいて大切にしていることは、こころに残るような印象的な空間づくりです。光や影など視覚的なものから、ちょっとしたところに宿っているシーン、暮らす方々それぞれに在る詩的な要素などを、ひとつひとつひもときながら、語らいを通して印象につなげていきます。

一方、瞳を閉じた時の空間印象は温熱環境に由来します。豊富に蓄積してきましたスキルを重ねて深みのある、時と共に味が出て風格を増す、そんな空間に結びたいと考えています。

長谷川順持Hasegawa Junji
一級建築士(No.221943)

1962年 神奈川県生まれ。
武蔵工業大学建築学科卒(現在、東京都市大学)。
連合設計社を経て、1995年に長谷川建築デザインオフィスを設立。
東京モード学園創作デザイン講師。
建築家住宅の会理事。
趣味は音楽活動、美術鑑賞。

メッセージ

入念に時間とお金をかけて創りあげる住まいが、ご自身の生活に馴染むのかどうか。そんな気持ちを抱き計画に漕ぎ出す不安感を、どなたもスタート時にお持ちです。整理整頓、片付けやすい機能面。暖かい涼しいといった健康面に関わる次元。日々リラックスでき、また、旅の時に味わう少しばかり非日常的な感覚など住まいに期待する様々なフェイズを同時成立させることはできるのでしょうか。

特効薬はありませんが、ポイントは設計者もお客様も先入観なく、おおらかな気持ちでのぞむこと。数多くの経験からそれを感じています。

【美】から【よろこ美】へ|身体にやさしい開放性と美しい空気づくり

住まいを創りあげるプロセスは根気のいる作業ですが、完成するまでも完成してからも、キーワードは『よろこび』ではないか考えています。

暮らしがはじまると思ってもみない光の動きや風の快適さ、周囲の景色の美しさなど、生活の悦びを実感することでしょう。

写真では表現できませんが、手がけた住宅は全て、壁の中・床下・天井裏など全く見えない空間の空気も新鮮に入替わる設計としています。
生活のよろこびの本質は高度な次元へ向かっています。

別荘感覚で創ろう|こころ穏やかに、健やかに過ごせる場所をもとめて

【居住の豊かさ】を追求しています。
今この時代こころ穏やかに、また、健やかに過ごせる場所を多くの方々が求めます。

豊かに流れる時間に身をまかせられる場所・時間の質を高められる空気感、ホテルのようなラグジュアリー感でなくてもいい、公園やここちよい広場に居るような場所がほしい。

創造力を発揮し既成の価値にとらわれない自由な世界づくりをサポートします。

仕事場のある家、これからの住まい|あなたの場所・自分の居場所を創る

仕事空間が上手に織り込まれた事例が数多くあります。
・ひとそれぞれの仕事や作業のかたちを写しとり
・あなたの場所・自分の居場所を
・いかに創出してゆくか
テレワークテレワーク・リモートワークなど新たな働きかたに応えるだけでなく、仕事場のある生活空間が今よりも、より生き活きとなるように。仕事場と生活空間の健やかな関係づくりを提案します。

絵を描く、絵を飾る|創る喜びと感性の広がり

過去に絵をたくさん描いてきました。すこしでもよい、小さな絵を二、三点でも良い、飾りたいとの要望。倉庫を探ると大きくてダイナミックな作品がたくさん。

そんな連作をギャラリーのように飾りつつ、生活空間に差し障りがおきないように空間的な解決を提案しました。

オープンエアギャラリー|
自らの作品につつまれて暮らす至福。大型の連作を太陽光線で見ながら作品を痛めない配慮。屋外の創作の場所もテラス空間として活用。作品が暮らしの家族を豊かにする、そんな住まいです。

光と風、人を招き楽しむ歓び|こころと身体に働きかける

シニア世代の住宅。
建替える前にはなかなかできなかった、近隣の方々を大勢迎えいれることや5人の孫たちが友人を連れてきたくなるような場所。

そんな穏やかな要望に適う住まいとして中庭のある廻遊性と、遊びごころのあるボルダリングできる印象的な屋外壁。
お母様からお便りが度々届きます。

『中秋の名月が中庭から見え、冬は光庭に雪が舞い降りてきました。孫がたくさん泊まりに来て、壁に登って楽しんでいます。近所の老人まで壁登りしています!と。

断捨離しない悦び|蔵書を解放する屋根裏ライブラリー

蔵書3000冊、食玩やフィギュア2000体以上。箱詰めになっているお宝を新居建設に向け、整理整頓、断捨離しますとのこと。

いえいえ、モノと記憶は豊かに結びつき、捨てるばかりが能ではありません。立体的に工夫して、皆が楽しめるコミュニティのような解決をしましょう、と創り上げたスキップフロアの小屋裏空間。

1.4メートル以上の天井を吹き抜けの上部に重ねて、開放性と収納力と、楽しめる蔵書空間に仕立てました。

長谷川 順持さんの魅力

断熱性能や温熱環境の専門知識が極めて豊富にお持ちで、わかりやすいご説明をしてくださいます。

コミュニケーション能力が高く、幅広いお客様からのご依頼を受けておられます。

得意分野

断熱、温熱環境への専門知識を生かし、人にも住宅にも優しく快適な「どまだんシステム」を開発されました。

プランやデザインは敷地条件から日照、通風などを検討し、それを図案に反映しておられます。
二世帯住宅等、関係者が複数存在する場合の計画も得意とされます。

設計の進め方

建て主と一緒に敷地周辺を歩く「街歩き」をされた後、設計契約を結び、基本設計に入ります。

スケジュールは1年2か月~1年半が目安です。

設計コスト

木造住宅の場合、坪単価130万円~が目安です。

受賞歴

  • 2011 グッドデザイン賞  住宅部門 小径木だけで創る空間システム
  • 2009 グッドデザインノミネート  住宅部門 Five Gate House
  • 2009 建築大賞 優秀建築選選定/JIA/日本建築家協会 Five Gate House
  • 2005 建築大賞 優秀建築選選定/JIA/日本建築家協会 集合住宅「M・CASA」
  • 2004 グッドデザイン賞  建築部門 集合住宅「M・CASA」
  • 2001 INAXデザイン優秀作品入賞 奈良・棟梁の家
  • 1998 INAXデザイン最優秀作品バリアフリーテーマ賞 石巻の家
  • 1995 INAXデザイン優秀作品銅賞入賞 新津の家
  • 1994 国土交通大臣(建設大臣)賞 奈良、山の辺(やまのべ)の家
こちらは面談時にご紹介させていただくページとなります。
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約(無料)をお申し込みください。

<ご案内できること(一例)>

◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか

設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方(論理的・感覚的)等

建築コスト 平均的な坪単価・設計料等

〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介

今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅

その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。

すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
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