齋藤 文子
Saito Fumiko
建築の考え方
敷地の形状や大きさ、周囲の環境や気候など、諸条件はそれぞれで異なります。また同じ人間が二人としていないように、好みや価値観、優先順位、判断基準も人それぞれです。だからこそ家も、家づくりの過程も、セオリーに倣うことや他人と比較することは不要だと考えます。
自分には何が必要で、何が余分なのかを見極めること、自分が暮らす器を組み立てる要素を取捨選択する時間、それこそが家づくりの醍醐味だと考えます。
齋藤文子Saito Fumiko
一級建築士（No.341996）
1974年 長野県生まれ
日本大学理工学部建築学科卒業
本間至／ブライシュティフト一級建築士事務所勤務を8年経て、
2008年デザイン事務所として活動開始。
2013年一級建築士事務所 齋藤文子建築設計事務所設立。
2018年3110ARCHITECTS一級建築士事務所に改称。
家は買うものではなく創るもの。
自分だけの、自分の家族らしい、たったひとつの家を創りたい方のために、
心を込めて丁寧に、オートクチュールの住まいを設計したいと思っています。
構造を活かしたデザイン
コンクリートのボリュームや硬質さ、鉄の強靭さや繊細さなど、構造材の性質を活かしたデザインを考えることは面白く、美しいと感じます。特に木造の屋根構造や床組みをそのまま仕上げとした天井は、ぬくもりと共に立体感や躍動感を感じられるため、とても魅力的なデザインだと思います。
場をつなげたデザイン
広い面積や個室の数よりも、場所と場所とのつながりが大切だと考えます。
窓の外につながるウッドデッキを室内のように感じたり、歩いて移動する際に目に入る風景がすべて体積に含まれる感覚、そんな錯覚を活かした空間デザインを大切にしています。
量より質の価値観
経年変化を楽しめる素材を用いて、場に合わせた家具を設え、手入れをしながら暮らす。
そんな価値観が好きです。
左官の外壁、石やタイル敷き、無垢のフローリング、漆喰や珪藻土の壁、造り付けキッチンや造り付けベンチ、ソファ。
空間デザインの構成要素には、量より質の高さが大切だと考えます。
目白台の家
道路面と地盤との高低差があり斜線制限の厳しい土地であったため、地下1階+地上2階建ての構成として、明るさの確保できる最上階にリビング、宅配や荷物を片付けやすい中間階に玄関を配置しました。
施主が共働きの子育て世代であるため、キッチンからダイニング、ワークスペース、リビングが見渡せるプランとし、旅行先で宿泊したヴィラのような空間にとのご要望を受け、構造材現しの天井仕上げとした住まいです。
北杜の別荘
施主は60代のご夫婦。都心での生活から離れたひと時を過ごすための小さな別荘です。敷地は広大だけれど、とにかく小さくて心地よい居場所が欲しいとのご要望を受け、面積は小さく体積は大きくをテーマに、居場所ごとを間仕切りで柔らかく仕切りました。
2階には、吹抜けを見下ろし窓の外の木立を眺められるハンモックを吊り下げ、日常とは異なる時間を楽しまれています。
寒冷地であるため住宅性能証明を断熱等性能等級で取得し、贈与税の対策も行った別荘です。
徳丸の家
サイトーアーキテクツが設計し建築大工の夫が棟梁として建てた自宅兼アトリエ、夫婦の暮らしです。
20坪を切る小さな敷地に建つ小さな建物ですが、個室をつくらず、吹き抜けを介してゆるやかにつながるひとつの大きな空間としました。
木製格子で囲まれたウッドデッキと室内床とのつながり、隣家の視線から逃れた大きな窓など、錯覚の効果を利用して「広く感じる」工夫を凝らした住まいです。
齋藤 文子さんの魅力
とても気さくでお話ししやすい方です。女性ならではのきめの細やかな提案が特徴です。
ご自身が設計され、大工のご主人様が手掛けたご自邸で打合せをすることも多く、スケール感や素材感など体感いただきながら進めていかれます。
得意分野
奇をてらわない暮らしやすさ、きめの細やかな設計を得意とされています。
設計の進め方
設計契約を前提として契約前にご提案されます。
設計コスト
木造の場合、坪単価130万円～が目安です。
受賞歴
ご希望の方は、ザ・ハウスへのご相談予約（無料）をお申し込みください。
＜ご案内できること（一例）＞
◯◯さんの魅力 どのような魅力のある建築家であるか
設計の進め方 建築アイデアの生み出し方・説明の仕方（論理的・感覚的）等
建築コスト 平均的な坪単価・設計料等
〇〇さんに依頼したお客様の声 過去のマッチング事例からご紹介
今までの建築実績からわかる得意分野 崖地・狭小地・路地状等、特徴的な土地の事例や、リノベーション・二世帯住宅・商業施設等種類ごとの事例まで建築家の特性を網羅
その他ご面談の中では、建築家との強い信頼関係と過去のマッチング実績に基づき理想の建物を建てるために必要な情報全てをご案内しております。
すでに気になっている建築家がおられる方から、ハウスメーカー・工務店とまだ迷っておられる方まで、どのようなお悩みでもご相談承ります。
お気軽にご相談ください。