「好き」のイメージで作り上げた家

2015.09.25掲載

S様（千葉県千葉市）

新築

マンションの生活に不満はなかったものの、物足りなさは感じていたＳさん。

建築家との家づくりにおいて、打合せの仕方はさまざまですが、建築家・彦根　明さんとＳさんの打合せは、Ｓさんが好きな言葉や写真、雰囲気など漠然とした『好き』のイメージを伝えていくことからはじまりました。

センスもバランスもよいご夫婦、という第一印象をもった建築家・彦根　明さん。繰り返す打合せの中でも、Ｓさんの回答はいつもぶれることなく整理されていたことで、ストレスを全く感じず、いつもあっという間に時間が過ぎてしまうほど楽しい打合せだったようです。

漠然とイメージしていたものが建築家の手により現実の空間になると、こんなに心地よく住みやすいのかと日々実感しているＳさんにお話を伺いました。

家を建てようと思った経緯は？

それまで住んでいたマンションに、これといった大きな不満を感じているわけではなかったのですが、何か物足りなさのようなものを感じていました。

いつかは建築家と一緒に家を建てたいと漠然と思っていた事と、自分達にとって心地よい空間が欲しいなと感じた事、そして今がそのタイミングなのかなと当初は軽い気持ちで動き始めました。

当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか？

はい。
自分達が満足できる心地よい空間を実現させるためには、建築家にお願いするしかないと思っていました。

建築家・彦根　明さんにはどんなご希望を伝えたのですか？

自分達が好きなものや好きな家の写真、シンプルな空間、自然との調和、カフェのような大人の雰囲気など、物理的な要求ということよりもむしろ漠然とした『好き』のイメージをお伝えしました。

実際に生活していかがでしょうか？

毎日を嬉しく過ごしています。いくつかこうしておけば良かったと思う所はありますが、私達が漠然とイメージしていたものが現実になると、こんなに心地よく住みやすいのかと日々実感しています。

例えば・・・リビングの照明ですが、最初提案頂いた時点では、この照明は何なんだろう？と少々不安でした。

ですが今ではこの家で一番素敵な空間を作ってくれる、私達のお気に入りの一つになっています。

自分達だけで想像し得ないプランや提案、出会いがあるのも建築家と一緒に家を作っていく楽しみです。